今回はYouTubeの人気教育チャンネル「Scratch Garden」による算数アニメシリーズ『Mini Math Movies』の紹介(特別報道風)動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検3級 / TOEIC 400点程度(使われている文法や基本語彙は中学レベルで非常にシンプルです。「measurement(測定)」や「data management(データ管理)」などの算数用語が一部登場します。)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検3級 / TOEIC 450点程度(発話速度はWPM約75前後と非常にゆっくりで、1単語ずつクリアに発音されています。子供向け教育コンテンツのため非常に聞き取りやすいですが、コミカルな効果音やキャラクターのリアクションのテンポに慣れておくとより理解しやすくなります。)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:for short(動画内 0:14)
- 意味・ニュアンス
-
略して、短縮して
学校英語では「略語」として abbreviation などの難しめの名詞を習うことが多いですが、口語で「〜と略して呼ぶ」「短く言うと〜」と伝える際は for short が非常に一般的です。固有名詞や長いタイトルを日常会話で親しみやすく紹介する際の鉄板フレーズです。
一言フレーズ(活用例):
My name is Alexander, but you can call me Alex for short.
私の名前はアレクサンダーですが、短くアレックスと呼んでください。
表現②:starring ~(動画内 0:28)
- 意味・ニュアンス
-
〜が主演の、〜を主役に迎えた
動詞 star(主役を演じる、主演させる)の分詞構文的・形容詞的な表現です。映画のクレジットや予告編でよく使われます。「夜空で一番輝く星(star)」のように、作品の中で最も目立つ役割を果たすイメージから来ています。
一言フレーズ(活用例):
They launched a new video series starring popular creators.
人気クリエイターを主役に迎えた新しい動画シリーズが始まりました。
表現③:out came ~(動画内 0:44)
- 意味・ニュアンス
-
〜が出てきた、飛び出してきた(倒置表現)
通常の語順(The number three came out)ではなく、方向を表す副詞 out を文頭に置いた倒置表現です。何かから勢いよく飛び出してくる様子や、マジックの驚き・物語の臨場感を強調したい時に使われます。絵本やアニメはもちろん、日常でハプニングを語る際にも効果的な言い回しです。
一言フレーズ(活用例):
The box opened, and out came a colorful dove.
箱が開き、中からカラフルな鳩が飛び出してきました。
表現④:Double wow!(動画内 0:51)
- 意味・ニュアンス
-
すごさ2倍!、二重の驚き!
単なる感嘆符の Wow! を茶目っ気たっぷりに強調したカジュアルな口語表現です。Double + 感嘆詞/名詞 の形で「2倍の〜」という意味を作っており、予想以上の出来事が連続して起こった時や、驚きが重なった時のワクワク感をストレートに表現できます。
一言フレーズ(活用例):
You got a promotion and a raise at the same time? Double wow!
昇進と昇給を同時にゲットしたの?すごさ2倍だね!
表現⑤:drum roll please!(動画内 1:12)
- 意味・ニュアンス
-
ドラムロールをお願いします!
イベントやプレゼンで結果発表・順位発表を行う直前、参加者の期待感を高めるために使われるお決まりのフレーズです。「ジャカジャカジャカ……ジャン!」というドラムの連打(ドラムロール)を連想させる言葉で、ビジネスのカジュアルな場面やSNSの投稿でも場の雰囲気を盛り上げるのに重宝します。
一言フレーズ(活用例):
And the winner of the contest is... drum roll please!
そしてコンテストの優勝者は……ドラムロールをお願いします!
表現⑥:Definitely not a wow!(動画内 1:22)
- 意味・ニュアンス
-
全然「ワオ(感動的なこと)」なんかじゃない!、全く凄くない
直前のシーンから「wow!」「Double wow!」「Another wow!」と感嘆詞の “wow” が連続して使われた流れを受けた、名詞句 a wow(感動・感嘆させるもの)を用いた言葉遊び(天丼)です。definitely not(絶対に〜ではない)を組み合わせることで、人気キャラクター発表の不服な結果に対して「全然『ワオ』なんかじゃない!」と不満気な感情を込め、ユーモラスにオチをつける表現になっています。
表現⑦:~ approved(動画内 1:52)
- 意味・ニュアンス
-
〜のお墨付き、〜承認済み
「[人・組織・キャラクター] + approved」の形で、「〜によって承認された」「〜の折り紙付き」という意味を表す複合表現です。「Parent approved(保護者推奨)」などの公式表記をパロディ化して、動画のように「Salamander approved(サラマンダーのお墨付き)」といったジョークや親しみやすいユーモアとして活用されます。
一言フレーズ(活用例):
This delicious new coffee blend is team-approved!
このおいしい新作コーヒーブレンドはチームのお墨付きです!
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:It has come to my attention that Scratch Garden has a new series of videos called Mini Math Movies.(動画内 0:05)
日本語訳: Scratch Garden(スクラッチ・ガーデン)が「ミニ・マス・ムービーズ」という新しい動画シリーズを始めたことが判明しました(私の知るところとなりました)。
解説:
It has come to my attention that ~(〜ということが判明した / 耳に入った): 形式主語Itを用い、that節以下を真主語とするフォーマルな定型表現です。ニュース報道や公式アナウンスなどで「〜という事実を把握した」と伝える際に使われます。動画では、ニュース番組風の真面目な雰囲気を演出するために使われています。- 過去分詞の後置修飾: 文末の
[called Mini Math Movies]は過去分詞句で、直前のvideosを後ろから説明しています。「〜と呼ばれる動画」という意味になります。
英文:Did you know that my moustache is exactly three salamanders long?(動画内 0:59)
日本語訳: 私のヒゲの長さがちょうどサラマンダー(サンショウウオ)3匹分だって知っていましたか?
解説:
[数値 + 単位 + 形容詞](長さ・大きさの表現): 英語で長さや年齢、高さを表す際は[数値] + [単位] + [形容詞]の順番で並べます。(例:three meters long= 3メートルの長さ)。ここでは「長さの単位」としてサラマンダーを使っており、[three salamanders] [long]で「サラマンダー3匹分の長さ」というユニークな表現を作っています。Did you know that ~ ?: 「〜であることを知っていましたか?」と相手に豆知識や新しい情報を伝える際の超定番フレーズです。
英文:It is now time to find out the result of who is the most popular Scratch Garden character.(動画内 1:12)
日本語訳: Scratch Gardenで最も人気のあるキャラクターが誰なのか、その結果を確かめる時が来ました。
解説:
It is time to + 動詞の原形: 「〜する時間だ / 〜する時が来た」を表す学校英語の基本構文です。find out(〜を確かめる / 明らかにする): 単に「知っている」のではなく、「調べて知る」「結果を判明させる」という意味を持つ重要フレーズです。- 前置詞 + 間接疑問文: 前置詞
ofの後ろに[who is the most popular Scratch Garden character]という疑問詞節(間接疑問文:語順は「疑問詞 + 動詞 + 〜」)が置かれています。「誰が一番人気のあるキャラクターであるかという結果」という意味構造になっています。
英文:So, be sure to watch Scratch Garden’s Mini Math Movies coming soon or already on YouTube.(動画内 1:41)
日本語訳: なので、近々公開、あるいは既にYouTubeで配信中のScratch Garden「ミニ・マス・ムービーズ」を、ぜひ忘れずにご覧ください。
解説:
Be sure to + 動詞の原形(必ず〜する / 忘れずに〜する): 相手に対して「絶対観てね!」「忘れずにやってね」と行動を促す際の定番表現です。命令形ですが、親しい案内やおすすめとしてポジティブに使われます。- 修飾語句の後置修飾:
Mini Math Moviesの後ろにある[coming soon or already on YouTube](まもなく公開、あるいは既にYouTube上にある)というフレーズが、直前のタイトルを後ろから修飾して補足説明を加えています。
応用トレーニング
今回登場した表現の中から、日常やビジネスでも特に使い回しやすい重要表現 for short(略して、短縮して)をピックアップし、動画以外のシチュエーションでの活用パターンを解説します。
動画では「Mini Math Movies, or M.M.M. for short(ミニ・マス・ムービーズ、略してMMM)」という文脈でしたが、この表現は異なる場面でもそのまま応用できます。
- 使い方の型: 正式名称や長い名前の直後に
, for shortと付け足すか、call [人/物] [略称] for short(〜を略して…と呼ぶ)の形で文末に配置します。
パターン①:【日常会話】自己紹介でニックネームを伝えるとき
- 例文: My name is Benjamin, but please call me Ben for short.
- 訳: 私の名前はベンジャミンですが、略してベンと呼んでください。
- ポイント: 初対面の相手に自分の長い名前を覚えてもらいやすくするため、親しみやすい呼び方を伝える時の定番表現です。
パターン②:【ビジネス】プロジェクト名や部署の略称を説明するとき
- 例文: We call the Customer Success team “C.S.” for short.
- 訳: 私たちはカスタマーサクセスチームのことを、略して「CS」と呼んでいます。
- ポイント: 社内プレゼンや業務連絡で、長い部署名や用語の略称をチームや取引先に共有する際にスムーズに使えます。
パターン③:【趣味・SNS】好きなゲームや作品のタイトルを話すとき
- 例文: I love playing Animal Crossing, or “A.C.” for short.
- 訳: 私は『あつまれ どうぶつの森』、略して「あつ森」をするのが大好きです。
- ポイント: 長いタイトルを持つ映画やゲームなどを、カジュアルな会話やSNSの投稿でサクッと短縮して紹介するのにピッタリです。
まとめ:今日出てきた重要表現リスト
今回の『Introducing Mini Math Movies!』で学んだ表現です。動画の音に合わせて口に出して復習してみましょう!
- for short:略して、短縮して
- starring ~:〜が主演の、〜を主役に迎えた
- out came ~:〜が出てきた、飛び出してきた(倒置表現)
- Double wow!:すごさ2倍!、二重の驚き!
- drum roll please!:ドラムロールをお願いします!
- definitely not a wow:全然「ワオ」なんかじゃない
- ~ approved:〜のお墨付き、〜承認済み
💡 この動画の活用アドバイス
WPM75前後と非常にクリアでゆったりとした発話が特徴のコメディアニメ動画です。
まずは動画の音声に合わせて同時に声を出すオーバーラッピングを行い、ニュースキャスター風の気取りやキャラクターのリアクションなど、独特のリズムやイントネーションをそのまま真似して発声してみましょう。



コメント