今回は教育用サイエンスソング『The Simple Machines Song』の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検3級〜準2級 / TOEIC 450点程度(文法構造は「How to + 動詞」や基本的な関係代名詞など平易ですが、物理・科学の基礎用語が含まれます)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検準2級〜2級 / TOEIC 600点程度(発話速度はWPM 110〜120前後の聞き取りやすいテンポですが、リズムに乗ったメロディと「fulcrum」「inclined plane」などの専門語彙を瞬時に聞き取る必要があります)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:pretty big deal(動画内 0:31)
- 意味・ニュアンス
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かなりの大事(だいじ)、重大な出来事・問題
日常会話や映画などで頻繁に使われる定番の口語表現です。”big deal” 単体でも「一大事」「大したこと」という意味を持ちますが、前に “pretty” をつけることで「かなりの大事」「結構大きな問題」というニュアンスが強調されます。否定形で “It’s no big deal.”(大したことないよ)という返しでもよく使われるフレーズです。
一言フレーズ(活用例):
Landing this client is a pretty big deal for our company.
このクライアントを獲得することは、我が社にとってかなり重大なことです。
表現②:axle(動画内 0:41)
- 意味・ニュアンス
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車軸(しゃじく)、心棒
「軸」を表す英単語には “axis”(回転軸・座標軸)や “shaft”(駆動軸・柄)などもありますが、”axle” は特に「車輪の中心を通って回転を支える軸」を明確に指す語彙です。日常会話では目にする機会が少ない専門単語ですが、構造やメカニズムを語る場面では欠かせない表現です。
一言フレーズ(活用例):
The bicycle front axle needs to be replaced immediately.
自転車の前輪の車軸をすぐに交換する必要があります。
表現③:on a slant(動画内 0:54)
- 意味・ニュアンス
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傾いて、斜めに
“slant” は単体で「傾く(動詞)」「傾斜(名詞)」を意味します。”on a slant” という前置詞句の形で覚えることで、「物体が斜めの状態にある様子」をスムーズに描写できます。形容詞の “slanted” に言い換えることもできますが、前置詞構文として会話で自然に使われます。
一言フレーズ(活用例):
He parked the car on a slant because the driveway was narrow.
車道が狭かったので、彼は車を斜めに駐車しました。
表現④:inclined plane(動画内 0:58)
- 意味・ニュアンス
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斜面、傾斜面
学校英語や初級学習では「坂道・スロープ」を単に “ramp” と習うことが多いですが、物理学やアカデミックな文脈では “inclined plane”(斜面)という学術的・体系的な用語が使われます。”incline”(傾ける)の過去分詞形 “inclined”(傾斜した)+ “plane”(平面)という構成になっています。
一言フレーズ(活用例):
They pushed the heavy wooden box up an inclined plane.
彼らは重い木箱を斜面に沿って押し上げました。
表現⑤:make someone a believer(動画内 1:08)
- 意味・ニュアンス
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(人)に信じさせる、(半信半疑だった人を)すっかり納得させる
直訳すると「人を信者にする」ですが、実際には「最初は懐疑的・半信半疑だった人を、実証や体験によってすっかり納得・ファンにさせる」という感情の変化を表す粋な慣用表現です。新製品や新スキームの威力を実感した際などに使われます。
一言フレーズ(活用例):
The amazing performance of this software made me a believer.
このソフトウェアの素晴らしいパフォーマンスに、私はすっかり納得させられました。
表現⑥:fulcrum(動画内 1:14)
- 意味・ニュアンス
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(てこの)支点、活動の中心・支柱
物理の「てこ(lever)」の原理における「支点」を指す専門語彙です。単なる理科の用語にとどまらず、ビジネスや組織の文脈において「全体を支える中心人物」や「物事を動かす要(かなめ)」を例える知的な比喩表現としても応用されます。
一言フレーズ(活用例):
She served as the fulcrum of the entire project team.
彼女はプロジェクトチーム全体の要(支柱)として機能しました。
表現⑦:wedge(動画内 1:57)
- 意味・ニュアンス
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くさび、V字型の工具、挟み込むもの
物体を割ったり固定したりするための「くさび形」をした工具を指します。日本語でも「ドアストッパー(door wedge)」やゴルフの「ウェッジ」、靴の「ウェッジソール」など広く浸透しています。動詞として “wedge A into B”(AをBの隙間に無理やり押し込む)といった形でも頻出します。
一言フレーズ(活用例):
Use a wooden wedge to keep the door open.
ドアを開けたまま固定するために木製のくさびを使ってください。
表現⑧:spiral threads(動画内 2:09)
- 意味・ニュアンス
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らせん状のねじ山(ねじの溝)
“thread” には「糸」や「ネットの掲示板スレッド」という意味のほかに、機械用語として「ねじ山(ボルトやネジに刻まれた筋)」という意味があります。”spiral”(らせん状の)を添えることで、ネジが物を固定する構造的特徴を正確に描く英語表現となります。
一言フレーズ(活用例):
Make sure the spiral threads on the bolt are clean.
ボルトのねじ山が綺麗な状態であるか確認してください。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:How to get from low to high This kind of problem is hurting your brain(動画内 0:48)
日本語訳:低い場所から高い場所へ移動する方法、こんな問題に頭を悩ませていませんか?
解説:
文頭の How to + 動詞の原形 は「〜する方法」という意味を表す定番の表現です(ここでは How to get...「移動する方法」)。
後半の is hurting your brain は直訳すると「あなたの脳を痛めている」となりますが、日常会話では「(難題などで)頭が痛い」「頭を悩ませている」という状態をコミカルに表現する口語表現です。直感的に状況を伝える、ネイティブらしい自然なフレーズです。
英文:How to hold something in place This is a job you might need to do(動画内 2:02)
日本語訳:物をしっかり固定する方法、これはあなたがやらなければならない作業かもしれません。
解説:
ここには重要な熟語と関係代名詞の省略が含まれています。
hold A in place:「Aを(定位置に)固定する、動かないようにする」という実用的な熟語です。- 目的格関係代名詞の省略:後半の
This is a job [(that/which) you might need to do]では、名詞jobとyouの間に関係代名詞が省略されています。「〜する必要がある作業」と後ろから前のjobを修飾する構造になっています。
英文:A long time ago, And even today, and all the time that’s in between(動画内 2:29)
日本語訳:ずっと昔も、そして今日も、そのあいだのいつの時代も。
解説:
時間の経過を印象的に描写する美しい英語表現です。
in between:「(2つのものの)あいだに」という意味のフレーズです。all the time [that’s in between]:「そのあいだにあるすべての時間」となり、全体で「大昔から現在に至るまでの全ての時代」を指しています。関係代名詞thatがall the timeを後ろから補足説明する形になっています。
応用トレーニング
今回登場した表現の中から、日常やビジネスでも特に使い回しやすい重要表現 pretty big deal(かなりの大事・重大なこと)をピックアップし、動画以外のシチュエーションでの活用パターンを解説します。
動画では「モノを移動させるという課題は、かなり重大な問題だ(How to move things… This kind of problem is a pretty big deal)」という文脈でしたが、この表現は異なる場面でもそのまま応用できます。
- 使い方の型: 主語(S)+ be動詞 + a pretty big deal(で「〜はかなり重大なことだ/大変なことだ」という意味になります。「S + is a pretty big deal for + 人(人にとって大事だ)」の形でもよく使われます)。
パターン①:【ビジネス・仕事】重要な契約や成果について話す場面
Winning this contract is a pretty big deal for our sales team.
この契約を獲得することは、私たちの営業チームにとってかなり大きなことです。
ポイント: 単に「重要だ(important)」と言うよりも、チームや会社にとってのインパクトや重要度の高さを口語で強調できます。
パターン②:【日常会話】友人の試験合格や努力を褒める場面
Passing that test on the first try is a pretty big deal!
あのテストに一発で受かるなんて、かなりすごいことだよ!
ポイント: 相手の達成した成果に対して「それは大したことだよ!誇っていいよ!」と共感して褒めたい時に自然に使えます。
パターン③:【SNS・趣味】大好きなイベントのチケットが当選した場面
Getting tickets to their final concert is a pretty big deal for me.
彼らのラストコンサートのチケットが取れたのは、私にとってかなり重大な出来事です。
ポイント: 自分自身にとってどれほど価値があり、テンションが上がっているニュースなのかをフォロワーや友人に伝えるのにぴったりです。
まとめ:今日出てきた重要表現リスト
今回の『The Simple Machines Song』で学んだ表現です。動画の音に合わせて口に出して復習してみましょう!
- pretty big deal:かなりの大事、重大な出来事・問題
- axle:車軸、心棒
- on a slant:傾いて、斜めに
- inclined plane:斜面、傾斜面
- make someone a believer:(人)に信じさせる、すっかり納得させる
- fulcrum:(てこの)支点、活動の中心・支柱
- wedge:くさび、V字型の工具
- spiral threads:らせん状のねじ山(ねじの溝)
💡 この動画の活用アドバイス
アップテンポでテンポのよいサイエンスソングなので、動画の音声にぴったり声を重ねる「オーバーラッピング」に最適です。「fulcrum」や「inclined plane」といった専門用語も、歌のリズムに乗せて一緒に口に出すことで、自然なアクセントと発音スピードを無理なく身体に染み込ませることができます。



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