今回は大人気キッズYouTubeチャンネル『Like Nastya』の短編コメディ動画(体調を崩した先生を子どもたちが手当てするストーリー)の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検3級 / TOEIC 400点程度(基本文法や日常会話が中心ですが、一部「換気する(ventilate)」や体温の単位などの単語が含まれます)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検準2級〜2級 / TOEIC 550点程度(子ども特有のテンポの早い口語表現や、ナレーションによる数値・指示文の聞き取りが必要となるため)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:Where’d … ?(動画内 00:21)
- 意味・ニュアンス
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「〜はどこに行ったの?」
“Where did … ?” が短縮された日常会話の口語表現です。直前にいた人や物が急に見当たらなくなった際、とっさに口をついて出る自然な問いかけです。
文法書では Where did he go? と表記されますが、実際の会話では Where did が高速で発音され /wɛərd/(ウェアド)のような1音に縮まります。耳で聞いたときに「Where」単体と勘違いしやすいため、音の変化パターンとして知っておくとリスニング力が一気に高まります。
一言フレーズ(活用例):
Where'd my keys go? I just had them a second ago.
「私の鍵どこ行ったんだろう? さっきまで持っていたのに。」
表現②:like(つなぎ言葉)(動画内 00:26)
- 意味・ニュアンス
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「なんか〜」「〜みたいな感じで」
断定を避けたり、言葉を詰まらせた時の「間(ま)」を埋めたりする際に使われる、ネイティブの非常にポピュラーな口語(フィラー表現)です。
学校英語では「〜を好む」や「〜のような」という前置詞として習いますが、会話中の like は特別な意味を持たず、日本語の「なんか」「まあ」に近いニュアンスで挿入されます。特に若者の会話やカジュアルなシチュエーションで多用されますが、ビジネスなどのフォーマルな場では使いすぎないよう注意が必要です。
一言フレーズ(活用例):
He like disappeared.
「彼、なんか消えちゃったんだよね。」
表現③:cool … down(動画内 01:32)
- 意味・ニュアンス
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「(熱くなった体や物)を冷ます」「(興奮や怒り)を鎮める」
物理的に体温や物の温度を下げる意味と、感情的な興奮を落ち着かせる意味の両方で使われる動詞句です。
運動後の「クールダウン」として日本語でも馴染みがありますが、英語では目的語(代名詞など)を間に挟んで cool him down のように使います。熱が出た人を氷で冷やすような物理的ケアから、「頭を冷やして(Cool down!)」という精神面への指示まで幅広く応用できます。
一言フレーズ(活用例):
Let's use a cold towel to cool him down.
「彼を冷ますために冷たいタオルを使いましょう。」
表現④:take one’s temperature(動画内 02:05)
- 意味・ニュアンス
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「〜の体温(熱)を測る」
体温計(thermometer)などを使って、患者や自分の体温を確認する決まり文句です。
temperature は単体で「温度」を意味しますが、take one's temperature や have a temperature の形になると「体温」あるいは「熱がある」という意味になります。「測る」という動詞に measure ではなく take を使うのがネイティブにとって最も自然なコロケーション(単語の結びつき)です。
一言フレーズ(活用例):
First, I need to take your temperature to check for a fever.
「まず、熱があるか確認するために体温を測る必要があります。」
表現⑤:Next up(動画内 02:56)
- 意味・ニュアンス
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「次に」「続いては」
手順やプロセスの「次のステップ」に移る際や、番組・イベントで「次の演目」を紹介する時に使われる口語的な繋ぎ言葉です。
学校英語で習う Next, ... や Secondly, ... よりもカジュアルでテンポの良い表現です。プレゼンテーションや動画の進行、料理のレシピ手順などで「さて、次は〜です」とスムーズに次の話題・作業へ移りたい時に重宝します。
一言フレーズ(活用例):
Next up, we need to check his blood pressure.
「続いて、彼の血圧を測る必要があります。」
表現⑥:ventilate(動画内 02:56)
- 意味・ニュアンス
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「(部屋や建物内)を換気する」
窓を開けたり換気扇を回したりして、部屋の空気を入れ替えることを表す動詞です。
日常会話の「窓を開ける(open the window)」よりも、空気を循環させる「機能・行為」そのものに焦点を当てた表現です。英検やTOEICなどの資格試験でも頻出の単語ですが、動画内のように「病気のケア手順」を説明する際にもごく自然に使われます。名詞形の ventilation(換気)も併せて覚えておくと便利です。
一言フレーズ(活用例):
We should open the window to ventilate the room.
「部屋を換気するために窓を開けたほうがいいですね。」
表現⑦:beverage(動画内 03:25)
- 意味・ニュアンス
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「飲み物」「飲料」
水以外のあらゆる飲み物(お茶、ジュース、コーヒー、温かいスープ状の飲み物など)を指すフォーマル寄りの単語です。
日常会話で単に「飲み物」と言うときは drink が一般的ですが、beverage はメニュー表記、案内標識、または医療・健康面でのアドバイス(「温かい飲み物を摂ってください」など)で好まれる表現です。TOEICのリスニングや読解問題(レストランや機内サービス等)でも常連の語彙です。
一言フレーズ(活用例):
The doctor advised drinking plenty of warm beverages.
「医師は温かい飲み物をたくさん飲むように勧めました。」
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:You need to learn more about how to take care of people when they are sick.(動画内 01:57)
日本語訳:「人が病気になったときにどうやって看病するか、もっと学ぶ必要がありますね。」
解説:
文章全体の構造を整理すると、英語らしい組み立て方がよくわかります。
- how to + 動詞の原形: 「〜する方法」「〜のやり方」を意味する重要構文です。ここでは
how to take care of peopleで「人を看病する方法」という意味のまとまりを作っています。 - 接続詞 when の節: 文末の
[when they are sick]が「彼ら(=人々)が病気のとき」という条件を添えています。
全体の骨組みは You need to learn more about [A] [B]([B]なときの[A]についてもっと学ぶ必要がある)となっており、長めの文でも構造を意識するとすんなり理解できます。
英文:A temperature higher than that is a really high fever.(動画内 02:20)
日本語訳:「それよりも高い体温は、かなりの高熱です。」
解説:
主語を後ろから詳しく説明する「後置修飾」の構造が含まれています。
- 後置修飾の構造: 文の主語は
A temperature(体温)ですが、その直後に[higher than that](それより高い)という比較表現が続いています。英語では、2語以上の形容詞のかたまりは名詞の後ろに置くルールがあるため、A temperature [higher than that]で「それより高い体温」というひとつの主語を作っています。 - fever と temperature の違い: 単に「体温」と言いたいときは
temperatureですが、「発熱・熱」と言いたいときはfeverを使います。a high feverで「高熱」という意味になります。
英文:It’s great that today we have no school.(動画内 04:10)
日本語訳:「今日は学校が休みで良かったね。」
解説:
日常会話で感情や感想を伝える際によく使われる「形式主語(仮主語)構文」です。
- It’s [形容詞] that … の形: 先に
It's great(〜で良かった・素晴らしい)と結論・感情を述べておき、何が良かったのかという具体的な内容をthat以下の節[today we have no school](今日学校がないこと)で説明しています。 - 会話での使い勝手: 頭の中で長い主語を作らなくても、
It's good that ...(〜で良かった)、It's weird that ...(〜なのは変だ)のように、思い立った感情をまず一言で口に出せるため、ネイティブが口語で非常に好むパターンです。
応用トレーニング
今回登場した表現の中から、日常やビジネスでも特に使い回しやすい重要表現 cool … down(〜を冷ます、〜を落ち着かせる)をピックアップし、動画以外のシチュエーションでの活用パターンを解説します。
動画では「熱が高くなりすぎた先生の身体を氷で冷やして体温を下げる」という文脈でしたが、この表現は異なる場面でもそのまま応用できます。
- 使い方の型:
cool + [対象] + downの形で使います。対象がitやhimなどの代名詞の場合は、必ずcool it downのようにcoolとdownの間に挟むのがルールです。また、対象を置かずにcool down単体で「落ち着く」「クールダウンする」という自動詞としてもよく使われます。
パターン①:【日常・料理】熱い飲み物や料理を冷ます場面
The soup is too hot, so I'll wait a few minutes to cool it down.
訳: スープが熱すぎるので、少し冷ますために数分待ちます。
ポイント: 淹れたての飲み物や出来立ての料理が熱すぎてすぐに食べられない時、物理的に温度を下げる際の定番フレーズです。
パターン②:【感情表現・日常】頭に血が上っている人を落ち着かせる場面
He was very angry, so we gave him some time to cool down.
訳: 彼はとても怒っていたので、頭を冷やす時間を少し与えました。
ポイント: 物理的な「冷やす」だけでなく、怒りや興奮で感情的になっている人に対して「頭を冷やす」「感情を鎮める」という意味で非常に頻繁に使われます。
パターン③:【スポーツ・趣味】運動後に身体を落ち着かせる(クールダウンする)場面
After running, you should walk for five minutes to cool down.
訳: ランニングの後は、クールダウンするために5分間歩いたほうがいいですよ。
ポイント: 日本語の「クールダウン」と同じ感覚で、運動後に心拍数や体温を少しずつ元の状態に戻すアプローチを指す際にもぴったりです。
まとめ:今日出てきた重要表現リスト
今回の『Nastya and Evelyn take care of a teacher』で学んだ表現です。動画の音に合わせて口に出して復習してみましょう!
- Where’d … ?:〜はどこに行ったの?
- like(つなぎ言葉):なんか〜、〜みたいな感じで
- cool … down:〜を冷ます、〜を落ち着かせる
- take one’s temperature:〜の体温(熱)を測る
- Next up:次に、続いては
- ventilate:〜を換気する
- beverage:飲み物、飲料
💡 この動画の活用アドバイス
キッズコメディ特有の速い会話テンポと、正確な解説ナレーションが合わさった動画です。子どもたちのセリフを感情豊かに真似るオーバーラッピングや、ナレーション部分の数値・手順のシャドーイングを行うことで、口語のスピード感と自然なリスニング力を効率よく鍛えられます。



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