今回は人気YouTuberの津賀 林吾(リンゴ)さんが自身のYouTubeチャンネルを開設し、自身のバックグラウンドやアニメーションへの情熱をフランクに語る「初回自己紹介」の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検2級 / TOEIC 550点程度(使用されている単語や文法構造自体は比較的シンプルであり、スクリプトを読めば高校卒業程度の知識で十分に理解できる内容です。)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検準1級 / TOEIC 740点程度(ネイティブ特有のテンポの良い発話速度に加え、”not my first rodeo” などの慣用句やカジュアルなスラング、”I was like…” といった口語特有の表現が多用されているため、実際のリスニング難易度は高めです。)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:rhymes with(動画内 00:00)
- 意味・ニュアンス
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〜と韻(いん)を踏む、〜と似た響きがする
自己紹介で自分の名前の発音やスペルを説明するときにネイティブがよく使う定番の表現です。学校英語ではあまり登場しませんが、日常会話やジョークの場面で「私の名前は〇〇、✕✕と同じ響きだよ」と伝えることで、相手に名前を覚えてもらいやすくなる便利なフレーズです。
一言フレーズ(活用例):
My name is Sean, which rhymes with lawn.
私の名前はショーンです。「ローン(芝生)」と韻を踏みます。
表現②:dinky(動画内 00:21)
- 意味・ニュアンス
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ちっぽけな、ちいさくて大したことのない
「小さい」を意味する単語には small や tiny がありますが、dinky は少し「古びた」「ちっぽけで田舎くさい」といった、ややネガティブまたは親しみを込めたニュアンスを含む口語表現(スラング)です。動画内では、自身の育った街を少し自虐的に、かつ愛着を込めて表現するために使われています。
一言フレーズ(活用例):
We stayed at a dinky hotel during our trip.
旅行中、私たちはちっぽけで古びたホテルに泊まりました。
表現③:kick off(動画内 00:34)
- 意味・ニュアンス
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〜を開始する、立ち上げる、キックオフする
サッカーの試合開始(キックオフ)が語源で、ビジネスや日常会話でも「新しいプロジェクトやイベント、チャンネルなどを新しく始める」という意味で非常によく使われます。単に start や begin と言うよりも、「さあ始めるぞ!」という勢いやワクワク感を演出できるアクティブな表現です。
一言フレーズ(活用例):
Let’s kick off the meeting with a quick self-introduction.
簡単な自己紹介から会議を始めましょう。
表現④:not my first rodeo(動画内 00:34)
- 意味・ニュアンス
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初めてのことではない、経験がある、お手の物だ
直訳すると「私にとって初めてのロデオ(暴れ馬に乗る競技)ではない」となりますが、ここから転じて「その分野において初心者ではない」「過去に何度も経験しているから慣れている」という意味になる、非常にポピュラーなアメリカ発祥のイディオムです。学校の教科書にはまず載っていませんが、映画や日常会話で頻出します。
一言フレーズ(活用例):
Don't worry, I know how to handle this; it’s not my first rodeo.
心配しないで、対処法は分かっているよ。初めてのことじゃないからね。
表現⑤:uni(動画内 00:44)
- 意味・ニュアンス
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大学
university(大学)を省略したカジュアルな日常表現です。アメリカ英語では大学を college や school と呼ぶことが多いですが、イギリス、オーストラリア、あるいはネット上の若い世代の間では uni という略称が非常によく使われます。SNSのプロフィールなどでも頻出する単語です。
一言フレーズ(活用例):
What are you planning to study at uni?
大学では何を勉強する予定なの?
表現⑥:crave(動画内 00:50)
- 意味・ニュアンス
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〜を切望する、む性に〜したくなる(欲する)
want(〜が欲しい)よりもはるかに強い欲求を表す動詞です。元々は食べ物に対して「〜が無性に食べたい(crave chocolate など)」と使うことが多いですが、動画内のように「アニメーションを作りたい欲求が抑えられない」という心理的な渇望・情熱を表す際にも使われます。
一言フレーズ(活用例):
After a long run, I always crave a cold drink.
長距離を走った後は、いつも冷たい飲み物が無性に欲しくなります。
表現⑦:real quick(動画内 01:20)
- 意味・ニュアンス
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ちょっとの間、急いで、さっと
文法的には quickly と副詞形にするのが正しいですが、カジュアルな口語表現では real quick の形で非常によく使われます。「ほんのちょっと時間を取って〜する」「さっと済ませる」というニュアンスになり、相手に何かを頼んだり、席を外したりするときに便利な表現です。
一言フレーズ(活用例):
Let me check my emails real quick.
ちょっと急いでメールをチェックさせて。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:I don’t know how to explain who I am or my personality to get you guys to like me…(動画内 01:20)
日本語訳: 皆さんに自分を好きになってもらうために、自分がどんな人間なのか、あるいは自分の個性をどう説明すればいいのか分かりません。
解説:
日常会話から試験対策まで、非常に重要で応用範囲の広い文法構造が凝縮された一文です。
- 1.
how to + 動詞の原形(〜する方法、どのように〜すべきか)how to explainで「どのように説明すればよいか」という名詞の塊を作っています。 - 2. 間接疑問文:
who I am(私が誰であるか / どんな人間か)
“Who am I?”(私は誰ですか?)という疑問文が、explainの目的語として文の中に組み込まれた形です。語順が〈疑問詞 + 主語 + 動詞〉の平叙文の語順(who I am)になる点がポイントです。 - 3. 働きかけの
get + 目的語 + to 不定詞([目的語]に〜させる、〜してもらう)
文末のto get you guys to like meの部分です。ここでの先頭のtoは目的(〜するために)を表します。その中にあるget you guys to like meは「皆さんに私を好きになってもらう」という意味になります。haveを使うよりも「働きかけてそうしてもらう」というニュアンスが含まれます。
英文:I already have the second video edited and ready, so go watch that… turn on notifications so you get to watch it first.(動画内 01:53)
日本語訳: すでに2本目の動画は編集済みで準備ができているので、ぜひそれを見てください。それから、一番最初に見られるように通知をオンにしておいてくださいね。
解説:
YouTubeなどのSNSでよく使われる定番フレーズでありながら、英語の重要な語法が詰まっています。
- 1.
have + 目的語 + 過去分詞/形容詞([目的語]を〜の状態にしている)have the second video edited and readyの部分です。目的語であるthe second video(2本目の動画)が、edited(編集された状態)かつready(準備ができた状態)である、という「完了・状態」を表します。「もう編集し終わって用意してあるよ」というニュアンスになります。 - 2. 目的を表す
so(〜するために、〜となるように)turn on notifications so you get...のsoは、後ろに目的・結果を伴い、「〜できるように」という意味になります。学校英語で習うso thatのthatが省略された形であり、口語ではこれが一般的です。 - 3.
get to + 動詞の原形(〜する機会を得る、〜できる)you get to watch it firstで「あなたがそれを最初に(見る機会を得る)見ることができる」という意味になります。単にcan watchと言うよりも、「特別な機会や特権を得て〜できる」というポジティブなニュアンスが含まれます。
まとめ
今回の動画は、バイリンガルアニメーターである津賀林吾さんのフランクな人柄が伝わる自己紹介でした。学校英語や資格試験の対策では出会う機会の少ない “not my first rodeo” や “dinky” といったリアルなスラング・イディオム、口語特有の “I was like…” などが多用されており、教科書的な表現と実際の日常会話とのギャップを実感できる内容です。その一方で、文法の骨組みには how to や get + 目的語 + to 不定詞 といったお馴染みの重要構文もしっかりと組み込まれており、基礎知識がリアルな英会話の土台になっていることが分かります。



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