今回は子ども向けの英語の歌『The Planets Song』の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検3級 / TOEIC 350点程度(シンプルな文構造に加え、最上級や基礎的な関係代名詞が中心の非常に分かりやすいテキストです)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検準2級 / TOEIC 450点程度(メロディに合わせた通常パートは非常にクリアで聞き取りやすいものの、中盤と終盤に用意されている「高速パート」では発話速度(WPM)が急上昇するため、テンポに振り落とされないための素早いリスニング力が求められます)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:comes next(動画内 00:28)
- 意味・ニュアンス
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次にくる、その次である
学校英語では「次」を表す際に “Next is…” や “The next planet is…” と表現することが多いですが、ネイティブは具体的な主語を前に出して “Subject + comes next” という語順をよく好みます。順番を待っているときや、プロセスの手順を説明する際に非常にスムーズで自然な表現です。
一言フレーズ(活用例):
After the presentation, a Q&A session comes next.
プレゼンテーションの後は、次に質疑応答の時間があります。
表現②:gassy(動画内 00:56)
- 意味・ニュアンス
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ガスに満ちた、気体の
名詞 “gas” の形容詞形で、天文学においては木星や土星のような「ガス主体の(巨大ガス惑星)」を指す際によく使われます。教科書的な硬い表現である “gaseous” よりも、日常会話やカジュアルな科学の解説で好まれる表現です。なお、日常会話で人に対して使うと「お腹にガスが溜まっている」という意味にもなります。
一言フレーズ(活用例):
Jupiter is known as a giant gassy planet in our solar system.
木星は、私たちの太陽系にある巨大なガス惑星として知られています。
表現③:spins on its side(動画内 01:04)
- 意味・ニュアンス
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横倒しになって回転(自転)する
天王星(Uranus)の最大の特徴である「自転軸がほぼ真横に傾いていること」を生き生きと描写したフレーズです。 “spin” はコマのように高速で回転することを示し、 “on its side”(横向きに、脇腹を下にして)を組み合わせることで、学校英語の “rotate”(自転する)という硬い単語を使わずに、視覚的で分かりやすい表現になっています。
一言フレーズ(活用例):
The coin hit the floor and was spinning on its side.
コインは床に落ち、横倒しの状態でくるくると回っていました。
表現④:of its kind(動画内 01:08)
- 意味・ニュアンス
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その種類の中で、同類の中で
比較級や最上級(ここでは “the coldest”)と組み合わせて、「同じグループの仲間の中で最も〜だ」と強調する際に使われるイディオムです。学校英語で習う “in the world” や “of all” よりも、対象を「特定のカテゴリや同種のもの」に限定してスマートに引き立てることができます。
一言フレーズ(活用例):
This unique vehicle is the only one of its kind in production.
このユニークな乗り物は、現在生産されている中では同類で唯一のものです。
表現⑤:get ready(動画内 01:20)
- 意味・ニュアンス
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準備をする、用意する
学校英語でよく習う “prepare” と意味は同じですが、 “prepare” が書類の準備や長期的な備えといった硬いニュアンスを持つのに対し、 “get ready” は「今すぐ行動を起こせる状態にする」という即時的・日常的な動作を表します。動画内のように、次に何かが始まる直前の掛け声として非常によく使われます。
一言フレーズ(活用例):
Get ready, the meeting is about to start in five minutes.
準備をしてください、会議は5分後に始まります。
表現⑥:keep up(動画内 01:24)
- 意味・ニュアンス
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遅れずについていく、維持する
物理的な移動だけでなく、会話のスピード、流行、仕事のペースなどについていく際にも必須の句動詞(フレーズ)です。リスニング面では、 “keep” の語尾の /p/ と “up” の /ʌ/ が繋がり(リンキング)、カタカナで「キーパップ」のように発音されるため、文字で見るよりも聞き取りが難しくなる典型的な表現です。
一言フレーズ(活用例):
The English teacher spoke so fast that I could hardly keep up.
英語の先生がとても早く話したので、私はなかなかついていくことができませんでした。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:Mercury is the closest planet to the sun(動画内 00:24)
日本語訳:水星は太陽に最も近い惑星です。
解説:
「最も〜な」を表す、最上級の基本が含まれた英文です。学校英語や資格試験でも必須のポイントが2点あります。
- 最上級の基本形: 形容詞
close(近い)の語尾に-stが付き、前にtheを伴ってthe closest(最も近い)の形を作っています。 - 前置詞 to の選択: 「〜に一番近い」と言うとき、日本語の「〜に」につられて
inやatを選んでしまいがちですが、英語ではclosest to ~のように前置詞toを用います。対象に向かう「方向・矢印」をイメージさせるtoの感覚を掴んでおきましょう。
英文:Earth comes third, the only life that we know(動画内 00:32)
日本語訳:地球は3番目にきます、私たちが知る唯一の生命(が存在する場所)です。
解説:
短いセリフの中に、関係代名詞を使った自然な英語の表現パターンが組み込まれています。
- 同格による補足表現:
, the only life...の部分は、直前のEarthを補足説明する同格のような働きをしています。歌詞のため簡潔ですが、「唯一の生命が存在する惑星」という意味合いです。 - 関係代名詞
thatのニュアンス:[that we know](私たちが知っている)という塊が、直前のthe only life(先行詞)を後ろから修飾しています。先行詞にthe only(唯一の)のような強い限定語が含まれる場合、関係代名詞はwhichよりもthatを使うとしっくりきやすく、好まれる傾向があります。「他ならぬそれだけ!」と指さして限定するthatのニュアンスが、the onlyの持つ意味合いと非常に相性が良いためです。
英文:We’re gonna say all the planets from the first to the last.(動画内 01:25)
日本語訳:最初の惑星から最後の惑星まで、すべての惑星を言ってみましょう。
解説:
意思を表す未来表現と、範囲を指定する便利な構文が組み合わさった実用的な一文です。
- gonna(be going toの短縮形)のニュアンス: 音声の
We're gonna...はWe're going to...の口語的な短縮形で、ネイティブの日常会話では頻繁に使われる表現です。意味としては本来のbe going toと同じく、単なる思いつきではなく「これから〜するぞ」とあらかじめ決めていた予定や行動へと移る際のニュアンスを含みます。 - from A to B の応用:
from the first to the lastで「最初から最後まで」という範囲を表しています。ここではfirstとlastの後ろにあるplanetが省略されています。特定の順番(順序)を指すため、それぞれにtheがついている点にも注目してください。日常会話でもfrom the beginning to the end(最初から最後まで)などの形でよく応用される重要な骨組みです。
まとめ
今回の動画『The Planets Song』は、親しみやすいメロディでありながら、最上級や関係代名詞といった資格試験でも頻出の重要文法が凝縮された教材です。学校英語では “rotate” や “Next is…” といった硬い語彙や画一的な語順を習いがちですが、動画内では “spins on its side” や “comes next” のように、ネイティブが日常的に好む視覚的でスムーズな表現が多く使われている点が特徴です。シンプルなキッズソングだからこそ、教科書とは一味違うリアルな言葉の選び方を客観的に学ぶことができます。



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