今回は子供向けの体を動かす知育・アクティビティ動画(英語の歌)の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検4級 / TOEIC 300点程度(中学初級レベルの基礎的な文法が中心ですが、一部「monkey bars(うんてい)」や「dodge(身をかわす)」といった、学校英語では馴染みの薄い日常的な語彙が含まれます)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検3級 / TOEIC 450点程度(クリアな発音ですが、音楽のリズムに合わせたアップテンポな発話であり、”going to” の短縮や “get all wet” などのリンキング(音の繋がり)があるため、テキストで見るよりも素早い聞き取りが求められます)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:splash pad(動画内 00:08)
- 意味・ニュアンス
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公園などにある、子ども向けの「水遊び場」や「噴水広場」を指します。床から水が噴き出す仕組みになっており、プールのように水が深く貯まらないため、小さな子どもでも安全に遊べる場所として海外で非常にポピュラーです。
学校教育の教科書ではあまり見かけない単語ですが、海外の日常会話や子育ての場面では必須の表現です。動詞の “splash”(水をはねかす)と “pad”(平らな場所・敷地)が組み合わさった言葉で、文字通り「水が飛び散る場所」という意味になります。
一言フレーズ(活用例):
It’s so hot today, let's take the kids to the splash pad.
今日はとても暑いから、子どもたちを水遊び場に連れて行おう。
表現②:be not done yet(動画内 01:22)
- 意味・ニュアンス
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「まだ終わっていない」「これからが本番だ」という意味の定番の口語表現です。作業や課題終わっていないときだけでなく、ゲームや勝負の最中に「まだまだこれからだ」と意気込む際にもよく使われます。
学校英語では「終わる」という意味で “finish” を習うことが多いですが、ネイティブは日常会話において “be done” を非常によく使います。そこに否定の “not” と「まだ」を意味する “yet” が加わることで、「まだ完了していない」という状態をカジュアルに伝えることができます。
一言フレーズ(活用例):
I’ve been working for hours, but I'm not done yet.
何時間も働いていますが、まだ終わっていないのです。
表現③:turn off(動画内 01:33)
- 意味・ニュアンス
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水や電気、ガス、テレビなどのスイッチを「消す」「止める」という意味です。動画内では、噴き出ていた水が自動的に止まったシーンで使用されています。
日本語でも「ターンオフ」と言うことがありますが、英語では電化製品だけでなく、今回のように「蛇口や噴水の水を止める」際にも広く使われます(逆に「つける・出す」は turn on )。また、turn off は自動詞として「(水や電気が)止まる、切れる」という意味でも使われます。動画内の but the water has turned off. のように、主語が the water (水)であっても受動態ではなく能動態のままで「水が止まった」と表現できるのが特徴です。その他、口語スラングとして「(人の)興味を失わせる」「興ざめさせる」という意味で使われることもある、非常に使用頻度の高い重要表現です。
一言フレーズ(活用例):
Don't forget to turn off the lights before you leave.
出かける前に電気を消すのを忘れないでください。
表現④:dodge(動画内 01:51)
- 意味・ニュアンス
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飛んでくるものや障害物を「(身をかわして)避ける」「ひらりとよける」という意味の動詞です。
日本でもおなじみの球技「ドッジボール(Dodgeball)」の “dodge” です。ボールを避けるゲームだからドッジボールと呼ばれています。物理的に体を動かして何かを避けるときだけでなく、日常会話では「(面倒な質問や責任を)うまくはぐらかす、回避する」という比喩的なニュアンスでもよく使われます。
一言フレーズ(活用例):
He managed to dodge the flying tennis ball.
彼は飛んできたテニスボールをなんとか身をかわして避けました。
表現⑤:duck(動画内 01:51)
- 意味・ニュアンス
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「(頭を下げて)ひょいとしゃがむ」「身を低くして避ける」という意味の動詞です。上から何かが迫ってきたときに、頭をぶつけないようにかがむ動作を指します。
“duck” といえば名詞の「アヒル」が真っ先に思い浮かびますが、実は日常会話では動詞としても頻出します。アヒルが水に潜る際、頭をグッと下げる動作からこの意味が生まれたと言われています。海外では、上から危険なものが飛んできたときに「伏せろ!」という意味で “Duck!” と叫ぶのがお決まりです。
一言フレーズ(活用例):
Duck your head when you walk through that low doorway.
あの低い出入り口を通るときは、頭を下げてください。
表現⑥:monkey bars(動画内 03:30)
- 意味・ニュアンス
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公園や学校の校庭にある遊具の「うんてい」を指します。
「うんてい」を英語で何と言うかは日本の学校教育ではあまり習いませんが、海外では子供に大人気の定番遊具です。猿(monkey)が木の間を軽々と移動するように、子どもたちがバー(bars)を掴んで進んでいく様子からこのように名付けられました。非常に直感的でイメージしやすいネイティブならではの日常単語です。
一言フレーズ(活用例):
The little girl loves playing on the monkey bars at the park.
その小さな女の子は、公園のうんていで遊ぶのが大好きです。
表現⑦:dry off(動画内 03:48)
- 意味・ニュアンス
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濡れた体や物を「(タオルなどで拭いて)しっかりと乾かす」「水分を拭き取る」という意味です。
単なる “dry”(乾かす)だけでも意味は通じますが、副詞の “off” を後ろにつけることで「表面についている水分をすっかり取り除いて、完全に乾いた状態にする」というニュアンスが強調されます。シャワーを浴びた後や、プール・川から上がった後に「体を拭く」と言いたいときは、この “dry off” が最も自然な表現です。
一言フレーズ(活用例):
Go dry off with a towel before you catch a cold.
風邪をひく前に、タオルで体をよく拭いて乾かしなさい。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:We’re gonna run through the water, gonna get all wet.(動画内 01:19)
日本語訳:水の中を走り抜けて、びしょ濡れになるよ。
解説:
リズムに合わせてテンポよく語られる、口語ならではの省略と強調が含まれた一文です。
- 主語の省略: 後半の
gonna (going to)の前には、前半の主語と動詞である[We're]が省略されています。英語の日常会話や歌の中では、このように同じ主語の繰り返しがテンポ良く省略されることが多々あります。 - get all wet:
get wet(濡れる)の間にallが入ることで、「すっかり」「完全に」という強い強調のニュアンス(=びしょ濡れ)になります。日常会話でもI'm all sticky.(全身ベタベタする)やMy clothes are all dirty.(服が泥だらけだ)のように、状態を強調する際によく使われる非常に便利な口語表現です。
英文:Here comes some muddy bananas!(動画内 03:10)
日本語訳:泥だらけのバナナがやってくるぞ!
解説:
学校英語や試験でも頻出する「倒置構文」が使われている、文法的に学習価値の高い一文です。
- Here comes + 主語(S): 通常の語順であれば
[Some muddy bananas] (S) [come] (V) here.のように動詞は複数形のcomeになりますが、場所を表す副詞Hereが文頭に出ることで、動詞(V)と主語(S)の順番がひっくり返る「倒置」が起きています。なお、主語が複数形(some muddy bananas)であるにもかかわらず動詞が単数形のcomesになっているのは、カジュアルな口語や幼児向けの英語においてHere comes...が一種の固定フレーズとして定着し、後ろに複数名詞が来てもそのまま使われることがあるためです(主格と動詞の一致の崩れ)。 - ニュアンスと使いどころ: 「ほら、〜が来たぞ!」と、目の前に何かが現れたことを相手に知らせたり、臨場感を持って伝えたりする際に使われます。日常会話でも
Here comes the bus!(バスが来たよ!)やHere comes the teacher.(先生が来たぞ)のように非常によく使われる定番の形です。
英文:Let’s slide out of the way.(動画内 03:12)
日本語訳:(迫ってくるバナナの)進路から外れるように滑ろう。
解説:
日常会話や映画・ドラマなどのエンタメ作品で頻出する、重要なイディオムが含まれた表現です。
- out of the way: 「邪魔にならないように」「道をあけて」という意味を表す必須フレーズです。直訳すると「道から外れて」となり、進行方向や本来あるべき場所から身をどけるニュアンスになります。
- 使いどころ: 迫ってくる障害物を避けるときはもちろん、通路をふさいでいる人に対して
Get out of the way!(どいて!)と言ったり、自分が邪魔にならないように移動する際にI'll get out of the way.(退きますね)と言ったりします。動画内では、向かってくる泥バナナの軌道から外れるために「滑って避けよう」と呼びかけています。
まとめ
子ども向けの躍動感あふれるアクティビティ動画を題材に、水遊びや障害物を避けるといった楽しいシチュエーションから多くの英語表現を学びました。学校英語の教科書では出会いにくい「monkey bars(うんてい)」や「duck(頭を下げてしゃがむ)」といった日常的な身体動作のボキャブラリー、さらには「be not done yet」のようなネイティブが多用する口語表現など、実際の生活に根ざした生きた英語が多く詰まっているのが今回の特徴です。



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