今回は世界中で大人気の幼児・子供向け知育アニメ『CoComelon(ココメロン)』の、音楽に合わせて体を動かすダンス・キッズソングの動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 中学基礎レベルの非常にシンプルな語彙と文法が中心です(英検5級〜4級 / TOEIC 300点未満程度)。
- レベル目安(リスニング体感難易度): 音楽のリズムに乗せてテンポよく歌われるため、音の繋がり(リンキング)や、子供向け特有の口語表現(
wigglesなど)に慣れる必要があります(英検4級〜3級程度)。
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:get the wiggles out(動画内 00:23)
- 意味・ニュアンス
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体を動かして、そわそわ・ウズウズした気持ちをすっきりさせる。
「wiggle」は「(体が)モゾモゾ・クネクネ動く」という意味の動詞ですが、複数形の「the wiggles」にすると「(子どもが退屈や興奮で)じっとしていられない状態」という名詞になります。アメリカの幼稚園や小学校、家庭では、授業や勉強の合間に子どもたちをリフレッシュさせる際、必ずと言っていいほど使われる超定番の日常表現です。大人が「ちょっと体を動かして頭をスッキリさせよう」と言うときにも使えます。
一言フレーズ(活用例):
Let's take a quick break to get the wiggles out.
少し休憩して、体を動かしてスッキリさせましょう。
表現②:out of town(動画内 00:30)
- 意味・ニュアンス
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街の外へ、街を離れて、(出張や旅行などで)不在にして。
「out of town」自体は、文字通り「街の外へ」や「(出張や旅行で)街を離れて留守にする」という意味の表現です。
今回の歌にある「shake those wiggles out of town!」では、動詞の「shake(振り落とす)」や前置詞「out of」と組み合わさることで、「そわそわした気分(wiggles)を、街の外まで完全に追い出して(吹き飛ばして)しまおう!」という比喩的な表現になっています。直前の「down」と「town」で韻(ライム)を踏むための、英語の歌ならではの遊び心あふれるフレーズです。
一言フレーズ(活用例):
I’m going to be out of town on business next week.
来週は出張で不在にします。
表現③:twist and shout(動画内 00:20)
- 意味・ニュアンス
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体をねじって大声を出す、体を動かして大はしゃぎする。
伝説のロックバンド・ビートルズのカバー曲でも有名なフレーズです。この動画(幼児向けお遊戯)では、文字通り「体をひねって、元気に声を出す(歌う)」という子どもたちの楽しい動作を表しています。音楽に合わせて、全身を使って楽しく体を動かそうという、お遊戯にぴったりの陽気な表現です。
一言フレーズ(活用例):
The children started to twist and shout as the music played.
音楽が流れると、子どもたちは体を動かして大はしゃぎし始めました。
表現④:waggle(動画内 01:38)
- 意味・ニュアンス
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(体の一部などを)小刻みにあちこち動かす、ひょこひょこ揺らす。
似た単語の「wiggle(うねうね・もぞもぞ動く)」と並んで使われることが多い単語です。犬が嬉しくて尻尾をパタパタ振る動作には通常「wag」を使いますが、この「waggle」は(指や眉毛、お尻などを)上下左右に「ひょこひょこ」と小刻みに、かつユーモラスに動かすニュアンスがあります。ゴルフでスイング前にクラブを小刻みに揺らす予備動作も「ワッグル」と呼ばれます。
一言フレーズ(活用例):
He waggled his eyebrows to make the baby laugh.
彼は赤ちゃんを笑わせるために、眉毛をピクピクとひょこひょこ動かしました。
表現⑤:giggle(動画内 01:38)
- 意味・ニュアンス
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くすくす笑う、うふふと楽しそうに笑う。
英語には様々な「笑う」を表す表現がありますが、「laugh(声を立てて笑う)」や「smile(声を立てずに微笑む)」と比べ、「giggle」は子どもや女性が「楽しさや、恥ずかしさ、おかしさをこらえきれずにクスクス、ヘラヘラ笑う」というニュアンスを強く持ちます。いたずらを企んでいるときや、くすぐったいときに出る笑い声にぴったりな表現です。
一言フレーズ(活用例):
The children couldn't stop giggling during the movie.
子どもたちは映画の最中、くすくす笑うのをやめられませんでした。
表現⑥:Phew(動画内 02:31)
- 意味・ニュアンス
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ふう、やれやれ(安堵や疲れ、暑さなどを表すため息)。
綴りで見ると読み方に迷う単語ですが、発音はカタカナで表すと「フュー」に近い音になります。激しい運動を終えた後の「ふう、疲れた!」という疲労感や、危ない状況を回避したときの「あー、よかった、助かった!」という安堵の感情をリアルに表現する間投詞(感嘆詞)です。日常会話だけでなく、SNSやチャットでも頻繁に使われます。
一言フレーズ(活用例):
Phew! I’m so glad we made it to the train on time.
ふう!電車に間に合って本当によかった。
表現⑦:move + along with(動画内 02:34)
- 意味・ニュアンス
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〜と一緒に(体を)動かす、ついていく。
直前のセリフ「Phew, that was a lot of moving!(ふぅ、たくさん体を動かしたね!)」からつながる自然な表現です。ここでの「move」は純粋に「(ダンスや体操で)体を動かす」という単体の動詞であり、そこに「〜と一緒に」を意味する「along with」が組み合わさった構造です。
一般的なイディオムとしての「move along」は、通常「(立ち止まらずに)先に進む」や「順調に進行する」という意味ですが、ここではその熟語ではなく、単に「(私たちと)一緒に体を動かす」という形になっています。そのため、「一緒に体を動かしてついてきてくれてありがとう!」というポジティブな呼びかけになります。
一言フレーズ(活用例):
Just listen to the beat and move along with the music!
とにかくビートを聴いて、音楽に合わせて(一緒に)体を動かしてみて!
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:We’re gonna shake our hands, left and right.(動画内 00:49 – 00:52)
日本語訳: 手を左右に振るよ。
解説:
ネイティブが日常会話や歌の中で頻繁に使う、非常にカジュアルな口語表現が含まれています。
スラング・口語表現のポイント:
gonna(ガナ):be going toの短縮形です。カジュアルな日常会話や歌詞、SNSなどではほぼ100%この形で登場します。発音は「ゴナ」ではなく「ガナ」に近い音になります。left and right:
ここでは純粋に「左と右に」という物理的な方向(振り付け)を指しています。
なお、補足知識として、日常会話では「左右に」という物理的な方向だけでなく、「あちこちで」「次から次へと」「いたる所で」という意味のイディオムとして非常によく使われます。
日常会話での応用例:
He is spending money left and right.
(彼はあちこちで(湯水のように)お金を使っている。)
このように、物理的な方向だけでなく「際限なく、いたる所で」というニュアンスを出す際にも重宝する表現です。
文:I just can’t stop this feeling.(動画内 00:56)
日本語訳: このワクワクする気持ちをどうしても抑えられないよ。
解説:
日常会話でも非常によく使われる「感情が高まって抑えきれない」ときの定番フレーズです。
文法・構造のポイント:
justの役割: ここでのjustは「どうしても」「本当に」と、否定(can't)を強調する役割を持っています。can't stop + [名詞] / [動名詞 -ing]:- 本文のように
can't stop this feelingと後ろに名詞を置くと「この気持ちを抑えられない」となります。 - 一方、後ろに動名詞(-ing)を続けて
I can't stop [dancing].(踊るのをやめられない)のように、「(衝動を抑えられずに)〜するのをやめられない」という、制御不能・抑制不能な状態を表現することもできます。
ニュアンス:
理屈抜きで「体が勝手に動いてしまう」「楽しすぎてコントロールできない」という、ポジティブな衝動を表現するのに最適な一文です。
英文:Come on and sing it loud,(動画内 01:32)
日本語訳: さあ、みんなで大きな声で歌おう!
解説:
相手を誘うときの定番表現と、特徴的な副詞の使われ方が学べる一文です。
文法・口語表現のポイント:
Come on:
文脈によって「さあ行こう」「早くして」「まさか」など様々な意味に変化しますが、ここでは「さあ一緒にやろう」「おいで」と相手を温かく誘い、促すニュアンスで使われています。sing it loud:
学校英語では「大声で歌う」をsing loudlyと習うことが多いですが、ここでは形容詞と同形の副詞(flat adverb)であるloudが用いられています。この用法は古くから正式に確立しており、sing loudlyよりも短くテンポが良いため、特に歌の歌詞や日常の口頭指示で好まれます。- 構造の視覚化:
[Come on] and [sing it loud]
「[さあ一緒に] そして [それを大声で歌おう]」という2つの命令形がandで繋がれたシンプルな構造です。
まとめ
今回のキッズソング『CoComelon』の動画には、軽快なリズムに乗せて楽しく体を動かすための、シンプルながらも生き生きとした英語表現が豊富に詰まっています。学校英語や資格試験では「出張中・旅行中」という意味で習うことが多い「out of town」が、歌のなかでは「そわそわした気持ちを遠くへ吹き飛ばす」という比喩表現として使われていたり、副詞の代わりに形容詞を用いた「sing it loud」がテンポ良く響いたりと、教科書だけでは見えにくいリアルな口語の工夫が随所に散りばめられていました。



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