生きた英会話表現が身につく!海外キッズの珍フルーツ試食から学ぶ

【HiHo Kids】子どもたちのリアルな感想から学ぶ!『Exotic Fruits(珍しいフルーツ)』を試食するキッズリアクション動画

今回は人気YouTubeチャンネル『HiHo Kids』より、子どもたちが世界の珍しいフルーツ(エキゾチックフルーツ)を食べて素直なリアクションや感想を交わすバラエティの動画から、リアルな英語表現を学びます!

レベル目安・リスニングの注意点
  • テキスト上の難易度: 英検3級 / TOEIC 350点程度
    (使用されている文法は中学レベルが中心であり、個々の文法構造や構文自体は非常にシンプルです。)
  • レベル目安(リスニング体感難易度): 英検準2級〜2級 / TOEIC 500〜550点程度
    (平均WPM(1分間あたりの単語数)は約90〜100語前後と比較的スローペースですが、子ども特有の舌足らずな発音や不規則なイントネーション、また “yucky”(不味い)や “fave”(お気に入り)といったカジュアルな口語・幼児語が飛び交うため、実際のリスニングにおける体感難易度はテキスト以上に高く感じられます。)
目次

重要単語・フレーズ解説

動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。

表現①:repel(動画内 00:03)

意味・ニュアンス

(不快なものや敵を)追い払う、寄せ付けない、撃退する

学校英語や資格試験では「(敵などを)撃退する」という少し硬い文脈で覚えることが多い単語ですが、日常会話では「蚊などの虫を寄せ付けない」や「水を弾く(撥水)」といった、ごく身近な場面で頻出します。例えば、ドラッグストアでよく目にする「虫除けスプレー」は英語で insect repellent と言い、この repel の派生語が使われています。

一言フレーズ(活用例):

This spray is great because it repels mosquitoes for up to eight hours.

「このスプレーは最大8時間も蚊を寄せ付けないから優秀だよ。」


表現②:Like what?(動画内 00:22)

意味・ニュアンス

例えば何?、具体的にはどんな?

相手が言ったことに対して「具体例」を促すための超定番フレーズです。学校では “For example?” と習うことが多いですが、実際の会話でそれだけを言うと少し不自然で硬く聞こえることがあります。カジュアルな会話で「例えばどんなやつ?」とテンポよく聞き返したい時は、この “Like what?” が最も自然でよく使われます。

一言フレーズ(活用例):

A: "I love trying exotic fruits." B: "Like what?"

「A:『変わったフルーツに挑戦するのが好きなんだ。』 B:『例えばどんなもの?』」


表現③:made out of…(動画内 00:48)

意味・ニュアンス

〜でできている、〜から作られている

学校英語では、「形が変わらない物理変化は be made of」、「性質が変わる化学変化は be made from」と厳密に区別して習うことが多いですが、ネイティブの日常会話(特に口語)では、この made out of が非常によく使われます。元の素材を「加工して別のものを作り出した」というニュアンスが強く、何からできているかをざっくり説明する際にとっても便利な表現です。

一言フレーズ(活用例):

This beautiful dining table is made out of recycled wood.

「この美しいダイニングテーブルは、リサイクルされた木材から作られています。」


表現④:curled up(動画内 01:00)

意味・ニュアンス

(体などを)丸めて、丸まった

“curl” は「髪を巻く」でおなじみですが、後ろに up を伴って curl up とすると「体を丸める」という意味になります。動画ではフラミンゴが足を引っ込めて「ボールのように丸まっている」様子を表現するのに使われています。猫や犬が丸くなって寝ている愛らしい様子や、人間がソファやベッドで寒さやリラックスのために体を丸めている状態を表すのにぴったりな表現です。

一言フレーズ(活用例):

My cat loves to sleep curled up on my lap while I'm working.

「私が仕事をしている間、うちの猫は私の膝の上で丸くなって眠るのが大好きです。」


表現⑤:fave(動画内 01:21)

意味・ニュアンス

お気に入り、大好きなもの(人)

favorite(お気に入りの)を極限まで短縮したスラング・カジュアル表現です。発音は「フェイヴ」となります。親しい友人との会話はもちろん、SNSの投稿やキャプション、テキストメッセージ(LINEやDMなど)で頻出します。“My favorite” と言うよりも、ぐっと親しみやすく今っぽい響きになります。

一言フレーズ(活用例):

This coffee shop is definitely my new fave in town.

「このコーヒーショップは、間違いなく最近街で見つけた私の一番のお気に入りだよ。」


表現⑥:rub [something] on…(動画内 02:23)

意味・ニュアンス

〜に(薬やクリームなどを)塗りつける、擦り込む

日本語で「薬を塗る」と言うと、すぐに “put on” や “apply”(少し硬い表現)が浮かびますが、患部に「すりすりと擦り込むように塗る」という物理的な動作を最もよく表すのが rub on です。保湿クリーム、日焼け止め、かゆみ止めなどを肌に伸ばしたり、マッサージしながら塗ったりする時、ネイティブはほぼ間違いなくこの rub を使います。

一言フレーズ(活用例):

If your muscles are sore, rub this ointment on your shoulders.

「筋肉痛なら、この軟膏を肩に擦り込むといいよ。」


表現⑦:be supposed to…(動画内 03:01)

意味・ニュアンス

〜することになっている、〜するはずだ、(ルールや常識として)〜しなければならない

学校英語では「〜することになっている」という規則や予定のニュアンスで習いますが、日常会話では「(常識やマナー、使い方のルールとして)普通はこうするものだ」という意味で非常によく使われます。動画の “I don’t think you’re supposed to eat the outside.” は「外側は普通食べない(食べちゃいけない)と思うよ」というニュアンスになります。否定形の “not supposed to” は、「(規則やマナーで)〜してはいけない、〜するべきではない」という、やんわりとした禁止を伝える際によく使われます。

一言フレーズ(活用例):

You are not supposed to take photos inside this museum.

「館内では写真を撮ってはいけないことになっています。」


表現⑧:chewy(動画内 03:27)

意味・ニュアンス

もちもちした、弾力がある、噛みごたえのある

日本語の「もちもち」「弾力がある」「(グミやイカなどのように)噛みごたえがある」という食感を1語で完璧に表せるのが、この chewy です。動詞の chew(噛む)に y がついた形容詞で、タピオカやベーグル、お餅などの食感をポジティブに表現するときにも使えますし、肉が硬くて「なかなか噛み切れない」というネガティブなニュアンスで使われることもあります。

一言フレーズ(活用例):

I love these cookies because they are soft and chewy in the middle.

「このクッキー、真ん中がしっとりしていて、もちもちした食感だから大好きなんだ。」


表現⑨:No way(動画内 03:52)

意味・ニュアンス

絶対に嫌だ、ありえない、まさか!

相手の提案を強く拒否する「絶対に嫌だ!」という意味から、驚きを表す「嘘でしょ!」「まさか!」まで、声のトーンや文脈次第で様々なニュアンスを持つ万能なカジュアル表現です。動画では “No way I’m trying this.”(これを食べるなんて絶対に嫌だ)と、強い拒絶のニュアンスで使われています。日常生活で相手の言ったことに「まさか、信じられない!」とリアクションをとる時にも非常に便利です。

一言フレーズ(活用例):

No way! Did we really win the lottery?

「まさか!私たち本当に宝くじに当たったの?」


表現⑩:yucky(動画内 04:21)

意味・ニュアンス

まずい、オエッとなるような、汚くて嫌な

見た目が不快なものや、味がひどくまずいものに対して使う非常にカジュアルな口語表現です。主に子どもが「これまずい!」「気持ち悪い!」と言うときによく使いますが、大人が親しい間柄でユーモラスに、あるいは大げさに「オエッとなるようなまずさ」を表現する際にも登場します。対義語は、美味しい・素敵であることを表す yummy(ヤミー)です。

一言フレーズ(活用例):

This medicine tastes really yucky, but you have to take it.

「この薬は本当にまずいけど、飲まなくちゃダメだよ。」


表現⑪:stink(動画内 04:52)

意味・ニュアンス

臭い、嫌なにおいがする、(状況などが)最悪だ

「(悪臭を)放つ」という意味の動詞ですが、日常会話では “It stinks!”(めちゃくちゃ臭い!)のように、名詞ではなく動詞のままで「臭い」と伝える際によく使われます。また、臭いにおいから転じて、「最悪だ」「つまらない」という意味のスラングとしても頻出します。例えば、“That movie stinks.” と言えば「あの映画は本当につまらない(最悪だ)」という意味になります。

一言フレーズ(活用例):

Open the window, please. Something stinks in this room.

「窓を開けて。この部屋、何かすごく臭いよ。」


表現⑫:This better be…(動画内 05:07)

意味・ニュアンス

これが〜であってくれよ、〜でなきゃ困る

“had better” の “had” が省略された “This had better be…” のカジュアルな形です。期待と不安が入り混じった状況で、「これで〜じゃなかったら許さないぞ」「これで美味しくなかったらガッカリだ」という強い念押しのニュアンスを含みます。動画では、未知の食べ物を試す直前に “This better be good.”(これで美味しくなきゃ困るぞ、美味しくあってくれよ)と、期待半分・恐怖半分で口にしています。

一言フレーズ(活用例):

I waited in line for two hours, so this food better be good!

「2時間も行列に並んだんだから、この料理は美味しくなきゃ困るよ!」


表現⑬:thumbs down(動画内 05:29)

意味・ニュアンス

不評、イマイチ、反対(ダメ)の意思表示

古代ローマの格闘技で敗者の生死を決める際、親指を下(thumbs down)に向けたことが起源とされています。現代ではSNSの「低評価ボタン」や、何かを「イマイチだ」「ダメだ」と却下する際のジェスチャー・言葉として定着しています。日本語の「バツ(✗)」や「ブーイング」に近い感覚です。対義語はもちろん thumbs up(高評価、承認)です。

一言フレーズ(活用例):

The new restaurant got a thumbs down from most of the food critics.

「その新しいレストランは、ほとんどのフード批評家から不評を買った。」

ピックアップ英文・構文解説

動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。

英文:Maddox, is it true that an apple a day keeps the doctor away?(動画内 00:00)

日本語訳: マドックス、「1日1個のリンゴは医者を遠ざける(医者いらずになる)」って本当?

解説:
学校英語でもおなじみの「形式主語(仮主語)の it」と「接続詞の that」を使った、非常に美しい基本構文です。

文法構造のポイント:

  • 本来の主語(真主語)は [that an apple a day keeps the doctor away] という長い塊です。主語が頭でっかちになるのを防ぐため、仮の主語として it を先頭に置き、真主語を後ろに回しています。
  • 肯定文の基本形 It is true that...(〜というのは本当だ)を疑問文にしているため、Is it true that...? という形になっています。

ことわざの構造:

  • keeps the doctor away は、「keep + 目的語(O)+ 副詞(A: Adverbial)(Oを遠ざけておく)」という構造(SVOA)、あるいは keep O away という一つの群動詞(句動詞)として捉えることができます。副詞の away は補語(C)にはならないため、第5文型(SVOC)ではなく、SVOAの文型や群動詞として解説するのが正確です。直訳すると「医者を遠くに遠ざけておく」となり、そこから「医者いらずになる」という意味で広く使われている有名なことわざです。

英文:It smells like a giant plum.(動画内 01:47)

日本語訳: 巨大なプラムみたいなにおいがする。

解説:
五感を表す動詞(smell, look, taste, feel, sound)を使いこなすための、非常に重要かつ基礎的な構文です。学校のテストや英会話で間違いやすい「直後に形容詞を置く形」と「like + 名詞を置く形」の使い分けが綺麗に表れています。

2つの基本パターンの使い分け:

  • パターン①:[感覚動詞] + [形容詞](〜なにおい/味がする、〜に見える)
  • 動画内 01:45 のセリフ:It smells sweet.(甘いにおいがする)
  • ※ sweet(甘い)は形容詞なので、直後にそのまま繋げます。
  • パターン②:[感覚動詞] + like + [名詞](〜のようなにおい/味がする、〜のように見える)
  • 動画内 01:47 のセリフ:It smells like a giant plum.(巨大なプラムのようなにおいがする)
  • ※ a giant plum(巨大なプラム)は名詞なので、前に like(〜のような)を挟む必要があります。

このルールは、It tastes like chicken.(チキンみたいな味がする)や It looks like rain.(雨が降りそうだ)など、日常のあらゆるシーンに応用できます。


英文:I’ve tasted a rotten egg jelly bean, and this is exactly what it tastes like.(動画内 05:22)

日本語訳: 腐った卵味のジェリービーンを食べたことがあるけど、これはまさにそれと同じような味がする。

解説:
海外のバラエティなどでよく見かける「〜がどんな味か」「〜のような味がする」を伝えるための、表現力がグッと上がるネイティブらしい構文です。

  • 現在完了形の経験用法(I’ve tasted):
  • I have tasted... で「これまでに〜を味わった(食べた)ことがある」という過去の経験を表しています。
  • what S tastes like(〜のような味)の構造:
  • 関係代名詞(または疑問代名詞)の what と前置詞 like を用いた what S tastes like(Sは主語)は、「Sがどのような味か(Sに似た味)」を表す定番の塊です。この like は前置詞であり、その後ろにあった目的語(「〜に似た」の「〜」の部分)が what に変化して文頭に移動した構造をしています。そのため、直訳すると「Sが何に似た味がするか」となり、日常会話で「〜のような味がする」「〜がどんな味か」と表現する際、how ではなく what と like をセットで用いるのはこのためです。
  • this is exactly [what it tastes like]
    (直訳:これは、まさに [それが何に似た味がするか(それがどのような味がするか)] です = まさにあの味そのものです)
  • 強調の副詞 exactly(まさに、正確に)を直前に置くことで、「少しのズレもなく、完全にあの味と同じだ」というニュアンスを生き生きと表現しています。

まとめ

今回の『HiHo Kids』によるエキゾチックフルーツの試食動画は、子どもたちの無邪気で率直なリアクションとともに、日常の「生きた英語」を学べる絶好の教材です。記事の中で解説した「repel(虫除けなどの身近な撃退)」や「be supposed to(マナーや常識としての〜するものだ)」といった表現は、学校英語や資格試験のテキストでは少し堅い文脈で捉えられがちですが、実際には子どもの日常会話にも自然に溶け込んでいることが分かります。こうしたリアルな使われ方を知ることで、英語が持つ本来の柔軟なニュアンスや、教科書との面白いギャップを体感できたのではないでしょうか。

プロフィール画像

赤井リリア(TOEIC 980点・英検1級の英語指導プロ)

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