今回は世界的に大人気の子ども向けYouTubeチャンネル『CoComelon』のキッズソング(サッカー大会の歌)の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度:英検5級 / TOEIC 200点程度(中学初級レベルの非常にシンプルな単語と文法)
- レベル目安(リスニング体感難易度):英検4級 / TOEIC 350点程度(クリアで聞き取りやすい発音ですが、歌特有のリズムやテンポがあるため、英語の音に耳を慣らす初期トレーニングに最適です)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:Play pretend(動画内 タイトル参照)
- 意味・ニュアンス
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「ごっこ遊びをする」という意味です。学校英語では「〜のふりをする」という動詞で習うことが多いですが、ここでは「ごっこ遊び」という意味の名詞として使われています。
playの後ろに名詞を置く形(play houseなどと同じ仕組み)で、子どもたちが空想の世界に入り込んで遊ぶ行為そのものを指します。
「Pretend」は「現実ではないことを現実であるかのように振る舞う」という心理的な動作を指します。学校英語では「~のふりをする(pretend to do)」という文法で習いますが、ネイティブの子育ての現場では「Let’s play pretend!(ごっこ遊びしよう!)」というフレーズとして非常によく使われます。
一言フレーズ(活用例):
My daughter loves to play pretend with her dolls.
「娘は人形を使ってごっこ遊びをするのが大好きです。」
表現②:Come on(動画内 00:29〜)
- 意味・ニュアンス
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「さあ」「ほら」「がんばれ」といった、相手を誘ったり、励ましたりする際に使われる定番の口語表現です。直訳の「こちらへ来て」という意味だけでなく、文脈によって相手を促すニュアンスが強く含まれます。
このフレーズは、感情の乗せ方で意味が変わります。明るく言えば「さあ、やろうよ!」という誘いですが、少しトーンを強めると「いい加減にしてよ(怒り)」や「そんなの嘘でしょ(疑念)」という意味にもなります。日常会話で最も頻出する「万能フレーズ」の一つです。
一言フレーズ(活用例):
Come on, let's finish this report before the meeting.
「さあ、会議の前にこのレポートを終わらせてしまおう。」
表現③:Use our feet / hands(動画内 00:50〜 / 00:54〜)
- 意味・ニュアンス
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「足を使う」「手を使う」という直訳ですが、スポーツのルールを説明する際、「どの体の部位を使ってプレーするか」を明確にするために使われる、機能的で非常に分かりやすい表現です。
英語では、何かを達成するための「手段」を身体部位で表現することがよくあります。例えば、頭を使って考えるときは「Use your head!」と言います。「体のどのパーツでアプローチするか」という意識を持つと、英語での状況説明がよりスムーズになります。
一言フレーズ(活用例):
You need to use your head to solve this complex puzzle.
「この複雑なパズルを解くには、頭を使わなければならない。」
表現④:Dribble(動画内 01:54〜)
- 意味・ニュアンス
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サッカーやバスケットボールなどで「ドリブルをする」という意味です。単に「ボールを運ぶ」だけでなく、コントロールしながら進むという動作を指します。
英検やTOEICなどの試験対策ではあまり出会いませんが、日常的なスポーツの話題には欠かせない単語です。サッカーだけでなく、バスケットボールなどでもおなじみですね。動画の楽しいリズムに合わせて、実際にボールを運ぶイメージと一緒に親子で楽しく口に出して覚えてみましょう。
一言フレーズ(活用例):
He can dribble the ball past the defender easily.
「彼は簡単にディフェンダーをドリブルでかわすことができる。」
表現⑤:Score a goal(動画内 02:19〜)
- 意味・ニュアンス
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「ゴールを決める」「得点する」という意味です。「Get a goal」や「Make a goal」と言いたくなるところですが、この文脈では「Score」という動詞を使うのが非常に自然です。
英語学習において最も意識すべき「コロケーション(単語の相性)」の一つです。「Score」は得点やテストの点数など、「ポイントを記録する」ときに使われます。
一言フレーズ(活用例):
Our team finally scored a goal in the last minute.
「我々のチームは最後の最後にようやくゴールを決めた。」
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:We can play together.(動画内 00:33)
日本語訳: 一緒に遊べるよ。 / 一緒に遊ぼう。
解説:
助動詞 can と副詞 together を使った、シンプルながらも応用範囲の広い一文です。
- 助動詞
canのニュアンス
学校英語では「~できる(能力)」と習うことが多いcanですが、日常会話では「~していいよ(許可)」や「~しよう(提案)」に近いニュアンスでもよく使われます。ここでのWe can playは、単に「遊ぶ能力がある」という意味ではなく、「みんなで一緒に楽しく遊ぼうよ!」と仲間を誘い入れる温かい響きを持っています。 - 副詞
togetherの位置together(一緒に)は文の末尾に置くのが基本ルールです。文全体の構造としては[We](主語)+ [can play](動詞フレーズ)+ (together)(修飾語)となり、非常にすっきりとした第1文型(SV)の応用形です。
英文:We won’t use our hands.(動画内 00:54)
日本語訳: 手は使わないよ。(手を使ってはダメだよ。)
解説:
サッカーの「手を使ってはいけない」というルールを、子どもに向けて分かりやすく表現した一文です。短縮形 won't の使い方が最大のポイントです。
won't(will not)が持つ「意志・宣言」のニュアンスwillは単なる「未来の予定」だけでなく、話し手の「意志」を含みます。そのため、その否定形であるwon'tは、ここではサッカーのルールを前提とした上で、子どもたちが自発的に行う「〜するつもりはない / 〜しないぞ」という主語の「意志・宣言」を表現しています。「Don’t use(使うな)」という強い命令形を使うよりも、We won't useと言うことで「僕たちは手を使わないぞ」と、自発的な行動(ルール遵守)を促す優しい教育的な響きになります。- 試験対策への応用
英検やTOEICなどの試験においては、won'tが無生物主語を伴って「どうしても~しようとしない(固執・拒絶)」という意味で使われる表現も頻出します(例:The door won't open.「ドアがどうしても開かない」)。これも本質的には主語に擬人的な強い「意志」を認めるという、人間が主語の場合と同じ文法根拠(will の意志用法)に基づいています。この「強い意志の否定(=どうしても〜しない)」という共通のイメージを合わせて整理して掴んでおくと、長文読解での誤読を防げます。
英文:Come on, let’s kick, kick, kick.(動画内 01:12)
日本語訳: さあ、キック、キック、キックしよう!
解説:
日常会話の定番である Let's + 動詞の原形(~しましょう)を使った親しみやすい表現です。キッズソングならではの特徴的な表現技法が使われています。
- 動詞の繰り返しによる強調
kickという動詞を3回繰り返すことで、歌のリズムを整えるだけでなく、「どんどんキックしよう!」という動作の勢いや楽しさを強調しています。これは幼児向けの言葉遣いや、スポーツの応援時、あるいは親が子どもに語りかける際によく見られるネイティブ特有のリアルな表現スタイルです。 - 基本構文の確認
Let'sはLet usの短縮形であり、後ろには必ず「動詞の原形」が来ます。今回はkick(蹴る)ですが、動画内では他にもpass(パスする)やdribble(ドリブルする)に置き換わって何度も登場するため、この基本パターンごと覚えてしまうのが効果的です。
まとめ
今回の動画は、子ども向けの人気チャンネル『CoComelon』による、サッカーをテーマにしたリズミカルなキッズソングでした。動詞「score」の自然な使い方や、「can」や「won’t」が持つ本来のニュアンスは、学校英語や試験対策のテキストで習う表面的な意味とは異なる、ネイティブ特有のリアルな響きを持っています。シンプルな語彙のなかに、状況やルールを分かりやすく伝える機能的な英語の工夫が凝縮されています。



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