今回は子ども向け英語アニメ『CoComelon – Nursery Rhymes』とサンリオキャラクターたちがコラボレーションした、日本の有名な童謡『春が来た』の英語カバーの動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検4級〜3級 / TOEIC 300点程度(現在完了形や現在進行形、日常的な自然を表す単語が中心の基礎的な内容です)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検5級〜4級 / TOEIC 200〜300点程度(幼児向けのナーサリーライム特有の、非常に明瞭でゆったりとしたテンポ(WPM 60〜80程度)です。言葉一つひとつがハッキリと発音されているため、英語の音に慣れていない初級者でも無理なく聞き取ることができます)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:Springtime(動画内 00:27)
- 意味・ニュアンス
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春、春季、春の季節。
単なるspringよりも、春という「季節の期間や特有の雰囲気」をより強調した情緒的な響きを持つ言葉です。童謡や詩などの文学的な表現で好まれるだけでなく、日常会話でも「春らしさ」や「春の訪れによるワクワク感」を表現したい時によく使われます。
一言フレーズ(活用例):
I love the fresh feeling of springtime.
私は春のあのすがすがしい雰囲気が大好きです。
表現②:has come(動画内 00:27)
- 意味・ニュアンス
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(待ち望んでいたものが)やってきた、ついに訪れた。
学校英語では現在完了形の「完了・結果」として機械的に教わりがちですが、ネイティブにとっては「待ち望んでいた状態が今まさにここに到達した」という喜びや実感を伴う表現です。単なる過去形(came)だと過去の事実を述べるだけになりますが、has comeとすることで「今まさに春の中にいる」という現在の状況に焦点を当てることができます。
一言フレーズ(活用例):
The weekend has finally come!
ついに週末がやってきた!
表現③:Up in / Down in(動画内 00:36)
- 意味・ニュアンス
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〜の上の方で / 〜の下(麓)の方で。
ネイティブは場所を指し示す際、単にin the mountains(山の中で)と言うだけでなく、空間的な高低差や距離感を出すためにUpやDownを頻繁に付け足します。Up in the mountainsで視線が上に向かうダイナミックな広がりを、Down in the villageで視線が下に降りていく落ち着いた情景をリアルに伝えることができます。
一言フレーズ(活用例):
They live up in the mountains away from the city.
彼らは都会から離れた山の上の方で暮らしています。
表現④:Out across(動画内 00:40)
- 意味・ニュアンス
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〜の向こう一面に広がるところに。
空間が目の前に「ワーッと広く見渡せるように広がっている」という、ネイティブ特有の開放的な距離感を表す組み合わせです。また、発音面ではoutの ‘t’ の音が弱まり、次のacrossと繋がって「アウダクロス」のようにリンキングするため、リスニングの際にも意識したい重要なポイントです。
一言フレーズ(活用例):
You can see the beautiful sunset out across the ocean.
海の向こう一面に広がる美しい夕日が見えますよ。
表現⑤:bloom(動画内 00:48)
- 意味・ニュアンス
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(花が)咲く、開花する。
名詞のflowerは学校で初期に習いますが、動詞としてのbloomは日本の英語教育では見落とされがちです。植物が満開に咲き誇る美しい状態を指すほか、日常会話やビジネス、SNSなどでは「才能が開花する」「事業が軌道に乗る」といった比喩的な意味でも非常によく使われます。
一言フレーズ(活用例):
The cherry blossoms are starting to bloom.
桜の花が咲き始めています。
表現⑥:Songbirds(動画内 01:09)
- 意味・ニュアンス
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鳴き鳥、さえずる鳥。
単にbird(鳥)と言うのではなく、美しい声でさえずる小鳥(ウグイスやシジュウカラなど)を指す英語特有の表現です。ネイティブは自然の情景を語る際、このように解像度の高い言葉を選ぶことで、視覚だけでなく「音のニュアンス」まで豊かに表現します。
一言フレーズ(活用例):
I was woken up by the lovely sound of songbirds this morning.
今朝は鳴き鳥たちの心地よい鳴き声で目が覚めました。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:Oh, where has it come?(動画内 00:32)
日本語訳: おや、春はどこにやってきたのかな?
解説:
疑問詞 where(どこ)を用いた、現在完了形(has + 過去分詞)の疑問文です。学校英語や資格試験でも頻出の重要な文法構造が含まれています。
語順のポイント
疑問詞 Where の直後に助動詞の has が置かれ、その後に主語の it、そして動詞の過去分詞である come が続く形になっています。
[Where] + [has] + [it(主語)] + [come(過去分詞)]?
文法とニュアンス
ここでの代名詞 it は、直前の歌詞に出てくる Springtime(春)を指しています。単なる過去形(Where did it come?)ではなく現在完了形が使われているため、「過去にやってきた春が、今どこに到着して、どのような状態になっているのか」という現在に視点を置いたリアルな実感が表現されています。
英文:Flowers are blooming,(動画内 00:48)
日本語訳: 花々が咲き誇っているよ。
解説:
中学英語の基礎である現在進行形(be動詞 + 動詞の-ing形)の典型的な文章です。
構造のポイント
主語である Flowers(花々)が複数形のため、be動詞には are が選択されています。動詞 bloom(咲く)に -ing がつくことで、「今まさに目の前で花が開いている」「満開の状態で美しく咲き続けている」という生き生きとした臨場感を伝えています。
学習のヒント
英語では、状態を表す動詞(know や love など)は基本的に進行形にできません。しかし、bloom のような「変化や動作」を表す動詞は進行形にすることができ、「今まさにその現象が起きていること」を強調する役割を果たします。絵本や童謡での情景描写に非常によく使われるパターンです。
英文:Oh, where do they bloom?(動画内 00:52)
日本語訳: おや、花はどこに咲いているのかな?
解説:
疑問詞 where と一般動詞を用いた、現在形の疑問文です。日常会話から試験問題まで幅広く使われる基本の骨組みを持っています。
代名詞のチェック
ここで使われている主語の they は、直前の文に出てきた Flowers(花々)を指しています。英語では同じ名詞を何度も繰り返すことを嫌うため、このように代名詞に置き換える感覚を身につけることが大切です。
構造のポイント
疑問詞を用いた一般動詞の疑問文は、[疑問詞] + [do / does] + [主語] + [動詞の原形] の語順になります。主語が they(三人称複数)であるため、does ではなく do が使われている点に注目しましょう。英検の並び替え問題やライティングでもミスが起きやすいポイントなので、語順のルールをしっかりと整理しておきましょう。
まとめ
今回の動画は、日本でお馴染みの童謡『春が来た』を、親しみやすいキャラクターたちとともに非常に明瞭な英語で楽しめる作品です。学校英語では機械的な文法規則として捉えがちな現在完了形や現在進行形も、こうした情緒豊かな歌詞を通して触れることで、「今まさに訪れた喜び」や「目の前に広がる生き生きとした情景」といったネイティブ特有のリアルな感覚を伴って理解することができます。シンプルな言葉の中に、空間の広がりや自然の解像度を高めるための表現が凝縮されているのが特徴です。



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