今回は世界中で大人気のキッズチャンネル「Pinkfong」による子ども向け英語ソング『Five Little Monkeys(5匹のこざる)』の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検5級程度 / TOEIC 150点程度(中学初級レベルの極めてシンプルな語彙・文法)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検5級〜4級程度 / TOEIC 200〜300点程度(テンポは良いものの、韻を踏んだクリアな発音と繰り返しのフレーズが多いため、英語特有のリズムに耳を慣らすスターター教材として最適です)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:This is ~ speaking.(動画内 00:15)
- 意味・ニュアンス
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電話口で「(こちらは)〜です」「〜が話しています」と自分の名前を名乗る定番の表現です。
対面で「私は〜です」と言うときは “I’m ~.” ですが、電話では顔が見えないため “This is ~.” を使うという明確なルールがあります。後半の “speaking” を省略して “This is Dr. Pinkfong.” と言うことも可能です。ビジネスシーンから日常の電話対応まで非常に広く使われます。
一言フレーズ(活用例):
Hello, this is John speaking. How can I help you?
もしもし、ジョンです。どのようなご用件でしょうか。
表現②:fall off(動画内 00:31)
- 意味・ニュアンス
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(ベッドや乗り物などの)表面から足を踏み外して「落ちる」「転落する」という意味です。
単に下に向かって落ちる “fall” と異なり、“off”(離れて)がつくことで「それまで密着していた場所から離れて落ちる」というニュアンスが強調されます。自転車から落ちる、屋根から落ちるなど、何かの「上」から落ちる際によく使われる口語表現です。
一言フレーズ(活用例):
He fell off his bicycle and scraped his knee.
彼は自転車から落ちて、膝をすりむいてしまいました。
表現③:bump one’s head(動画内 00:31)
- 意味・ニュアンス
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「頭を(ごつんと)ぶつける」という意味の日常的な表現です。
“bump” は「ぶつかる」「ぶつける」という意味の動詞です。強く衝突するというよりは、不注意で家具や天井などに頭を「ごつん」と当てるような、日常のちょっとしたアクシデントに対してよく使われます。ちなみに、名詞の “bump” は「たんこぶ」という意味にもなります。
一言フレーズ(活用例):
Mind your step, or you might bump your head on the low ceiling.
天井が低いので、頭をぶつけないように足元に気をつけてください。
表現⑤:Oops!(動画内 01:09)
- 意味・ニュアンス
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「おっと!」「うわっ!」など、うっかりミスをしたときに思わず口から出る感動詞です。
学校英語ではあまり深く習いませんが、ネイティブが日常で頻繁に使用する表現です。物を落としたとき、言い間違えたとき、ちょっとした手違いに気づいたときなど、深刻ではない小さな失敗に対して使われます。親しい間柄でのみ使う、カジュアルな響きを持っています。
一言フレーズ(活用例):
Oops! I dropped my pen under the desk.
おっと!机の下にペンを落としてしまいました。
表現⑥:Ouch!(動画内 01:36)
- 意味・ニュアンス
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「痛い!」「痛っ!」と、肉体的な痛みを感じた瞬間に発せられる反射的な感動詞です。
日本語の「痛い!」に完全に相当する表現で、大人も子供も関係なく使います。カタカナで「アウチ」と表記されることが多いですが、実際には「アウッ!」に近い鋭い音になります。また、実際の痛みだけでなく、他人の手厳しい批判や精神的なダメージを受けた際にもユーモラスに使われることがあります。
一言フレーズ(活用例):
Ouch! I just stubbed my toe on the chair leg.
痛っ!椅子の脚に足の小指をぶつけてしまいました。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:Click here to subscribe!(動画内 00:06)
日本語訳:登録するにはここをクリック!
解説:
動詞の原形から始まる「命令文」の形をとっており、相手に特定の行動を促す際の定番フレーズです。
構造のポイント:Click here(ここをクリックしてください)という指示のあとに、to subscribe(登録するために)という「不定詞の副詞的用法(目的)」が続いています。
日常での使いどころ:
YouTubeの動画内やウェブサイトで毎日のように見かける実用的な表現です。subscribe は「定期購読する」「チャンネル登録する」という意味の重要な動詞です。
英文:The monkeys are jumping on the bed!(動画内 00:18)
日本語訳:サルたちがベッドの上で跳ねています!
解説:
今まさに目の前で起きている動作をリアルタイムで伝える「現在進行形」の文です。学校英語の基礎としても非常に重要な構造を持っています。
構造のポイント:
主語の The monkeys が複数形であるため、be動詞には are が選択されています。[be動詞] + [動詞-ing形](are jumping)の組み合わせで、「今まさに〜している」という躍動感を表します。
前置詞のニュアンス:on the bed(ベッドの上で)の on は、ベッドの表面に「接触している」ことを示す前置詞です。飛び跳ねてベッドに足が着く面をイメージさせます。
英文:Mama called the doctor. And the doctor said,(動画内 00:36)
日本語訳:ママは医者を呼びました。そして医者は言いました。
解説:
過去に起こった出来事を順序立てて描写する、物語(ストーリーテリング)の基本となる一節です。
構造のポイント:
どちらの文も動詞が「過去形」になっています。called は原形 call に ed がついた「規則動詞」ですが、said は原形 say が変化した「不規則動詞」です。このように基本的な過去形の形をセットで流暢に読めるようになることが大切です。
会話のテンポ:
文頭 のAnd は、前の行動を受けて「それからね、」とテンポよく次の展開へ話を繋げる役割を果たしています。
まとめ
世界中で親しまれているキッズソング『Five Little Monkeys』は、軽快なリズムと繰り返しのフレーズを通じて、英語特有の音に慣れるための優れた教材です。一見すると非常にシンプルな子供向けの歌ですが、教科書では詳しく習う機会の少ない「Oops!」や「Ouch!」といったリアルな感動詞をはじめ、電話での名乗り方や、日常のちょっとしたアクシデントを表す動詞の使い分けなど、実際の日常会話でそのまま役立つ生きた表現が数多く詰まっています。



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