今回はYouTubeチャンネル「Scratch Garden」による人気の教育ソング『The 100 Days of School Song!』の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検3級 / TOEIC 400点程度(基礎的な数字の数え方が中心ですが、後半にはローマ数字、2乗、摂氏・華氏、素数など算数・理科の単語が登場します)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検2級 / TOEIC 600点程度(リズムに乗った歌のため全体的にテンポが良く、後半にかけて発話スピード(WPM)が増す点や、口語の省略表現・韻踏み(ライミング)により体感難易度は高めです)
歌に登場する「数・単位・算数英語」を完全攻略!
動画の中で次々と登場する「数字の数え方」「単位」「算数・数学」に関する表現を、テーマ別に3つのパートに分けて分かりやすく解説します!
徹底解説①:動画で学ぶ「100の数え方」バリエーション
動画の中では、1から100まで順番に数えるだけでなく、英語圏でよく使われる数字の数え方・グループ分けの表現が登場します。
- jump by tens / skip the in-betweens(動画内 0:38)
- 意味: 10飛びで数える / 間の数字を飛ばす
- 解説: 10, 20, 30, 40… と10刻みで数えることを英語で「jump by tens」や「count by tens」と言います。「in-betweens」は「間の数字(11〜19など)」を指します。
- One hundred ones(動画内 1:26)
- 意味: 1が100個
- 解説: 「1(one)」という単位が100個集まっているという捉え方です。
- Ten groups of ten(動画内 1:27)
- 意味: 10のグループが10個(10 × 10 = 100)
- 解説: 10のかたまりが10セットあるという表現です。掛け算の基礎概念にも繋がります。
- Five groups of twenty(動画内 1:28)
- 意味: 20のグループが5個(20 × 5 = 100)
- 解説: 20というかたまりが5セットある状態を表します。
徹底解説②:動画に登場する「単位英語」完全ガイド
歌詞の後半には、100にまつわる日常や理科・社会で使う「単位(Units)」が怒涛の勢いで登場します。一覧で整理して覚えましょう!
| カテゴリ | 動画内の英語表現 | 日本語の意味・補足 |
|---|---|---|
| 時間・歴史 | century(動画内 1:35) | 100年(世紀) 100年生きることを「a century」と呼びます。 |
| 通貨 | cents / dollar(動画内 1:53) p (pence) / pound(動画内 1:57) Euro(動画内 1:55) | 通貨の単位 ・100 cents = 1 dollar(アメリカ等) ・100p = 1 pound(イギリス) ・100 cents = 1 Euro(ヨーロッパ) |
| 長さ・距離 | centimeter / meter(動画内 2:57) yard(動画内 2:59) kilometer(動画内 3:20) | 長さ・距離の単位 ・100 centimeters = 1 meter ・1 yard は約 0.914 meter(1mとほぼ同じくらいの長さ) ・100 kilometers up(地上100km上空=宇宙空間・大気圏の境界) |
| 温度 | Celsius (°C)(動画内 3:00-3:06) Fahrenheit (°F)(動画内 3:09) | 摂氏と華氏 ・0°C:水が凍る(freeze) ・100°C:水が沸騰する(boil) ・100°C = 212°F(アメリカで使われる華氏表示) |
徹底解説③:知っておきたい「算数・数学英語」の基本
歌のなかで100に関連して紹介される算数・数学の専門用語です。学校英語では習い落としがちですが、ネイティブの日常やニュースでもよく使われます。
- Roman Numeral C(動画内 1:32):ローマ数字のC
- ローマ数字で「C」は100を表します(ラテン語で100を意味する centum が語源)。
- percent / fraction(動画内 1:37-1:50):パーセント / 分数
- パーセント(%)は「100のうちのどれくらいか(out of 100)」を表す割合(fraction)です。100%は「満点・完璧なスコア(a perfect score)」を意味します。
- 10 times 10 / 10 squared(動画内 2:50-2:54):10の10倍 / 10の2乗
- 「10 × 10」を「10 times 10」、「10の2乗(10²)」を「10 squared」と表現します。
- sum of the first 9 prime numbers(動画内 3:13-3:16):最初の9つの素数の和
- 素数(prime number)である「2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23」の9つをすべて足す(sum)と、ちょうど「100」になります!
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:hit the teens(動画内 0:34)
- 意味・ニュアンス
-
13〜19の数(10代の数字)に入る、到達する
英語の数字で「-teen」がつく13(thirteen)から19(nineteen)の数値帯を、英語圏では「the teens」と一括りで表現します。「hit」は「特定の数値や段階に達する」という意味でよく使われ、年齢の「10代に入る」だけでなく、カウントアップで10代の数字領域に入るときにも自然に使われます。
一言フレーズ(活用例):
Once the temperature hits the teens, you definitely need a heavy coat.
気温が10度台に達したら、絶対に厚手のコートが必要です。
表現②:say ‘when’(動画内 1:31)
- 意味・ニュアンス
-
(量や作業が十分になったら)いいところで「ストップ」と言う
グラスに飲み物を注ぐ時だけでなく、作業やカウントなどが「十分」になったタイミングでネイティブが「Tell me when to stop(止めるタイミングを教えて)」という意味で使う定番の日常表現です。動画内でも、数のカウントが続いて「疲れたらストップ(もう十分)と言ってね!」という文脈で使われています。言われた側は、ちょうど良いタイミングで “When!”(そこまで!)や “That’s good, thanks!” と返します。
一言フレーズ(活用例):
I'll keep pouring the coffee until you say 'when'.
あなたが「ストップ」と言うまでコーヒーを注ぎ続けますね。
表現③:in action(動画内 1:46)
- 意味・ニュアンス
-
実際に動いている(活用・応用されている)状態で
理論や知識だけでなく、それが「実際に現場で機能している姿」を指す表現です。”see A in action”(Aが実際に動作・活躍しているところを見る)という形で使われることが多く、ビジネスでのシステムデモや、スポーツ選手のプレイを目の前で見るときなどに非常によく登場します。
一言フレーズ(活用例):
Let me show you how this new AI tool works in action.
この新しいAIツールが実際にどのように動くのかお見せしましょう。
表現④:have no fears(動画内 2:46)
- 意味・ニュアンス
-
恐れることはない、心配無用だ
直訳すると「恐怖を持つな」ですが、会話では「大丈夫、心配いらないよ」「任せておけ」という頼もしいニュアンスで使われます。通常の “Don’t worry.” よりも少し物語的で力強く、相手を安心させたり、自分を自信満々にアピールしたりする際のおしゃれな表現です。
一言フレーズ(活用例):
Have no fears, I know exactly how to fix this issue.
心配ご無用です、この問題の修正方法は完璧に把握しています。
表現⑤:squared(動画内 2:54)
- 意味・ニュアンス
-
〜の2乗(自乗)
正方形(square)を作るイメージから、数学で「数を2乗する」ことを “squared” と表現します。「10 squared」で「10の2乗(10^2 = 100)」となります。ちなみに「3乗」は立体(cube)のイメージから “cubed”(例:10 cubed = 10の3乗)と言います。学校英語では聞き流しがちですが、実用的な算数英語の基本です。
一言フレーズ(活用例):
Five squared equals twenty-five.
5の2乗は25に等しいです。
表現⑥:in plain sight(動画内 3:06)
- 意味・ニュアンス
-
丸見えの場所で、一目瞭然で
形容詞 “plain” には「明白な、飾りのない」という意味があり、”in plain sight” で「隠されることなく、誰の目にも明らかな状態」を表します。よく使われる定型句 “hidden in plain sight”(あまりにも堂々と目の前にあるため、かえって見落とされている)という表現もセットで覚えておくと知識が深まります。
一言フレーズ(活用例):
My lost keys were sitting right on the table in plain sight.
なくした鍵は、テーブルの上のすぐ目につく丸見えの場所に置いてありました。
表現⑦:prime number(動画内 3:13-3:16)
- 意味・ニュアンス
-
素数(1とその数自身でしか割り切れない2以上の自然数)
“prime” には「最も重要な」「極上の」「主要な」という意味があり、数学においては「すべての合成数の元となる最も基本的な数」という意味で「素数」を指します。ニュースや暗号技術(サイバーセキュリティ)の話題などでも度々登場する、知性的な語彙の一つです。
一言フレーズ(活用例):
Seven is a prime number because it is only divisible by one and itself.
7は1とそれ自身でしか割れないため、素数です。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:I’m gonna show you why one hundred is the best!(動画内 0:57)
日本語訳: 100がなぜ最高なのか、これからお見せしましょう!
解説:
文法的に非常にきれいで、日常会話やプレゼンテーションでもそのまま使える万能な文型です。
be gonnaのニュアンス:be going toの口語表現で、「これから〜するつもりだ」という未来の意図を表します。- 文構造(第4文型+間接疑問文):
show [you (目的語1)] (why one hundred is the best [目的語2])という構造になっています。目的語2の部分は[疑問詞 why + 主語 S + 動詞 V]の順番になる間接疑問文の基本形です。学校英語で習う「疑問文の語順(why is one hundred...)に戻さない」というポイントが綺麗に表れています。
英文:Don’t know about you, but I could count for days!(動画内 1:24)
日本語訳: あなたはどうかわからないけれど、私なら何日だって数え続けられますよ!
解説:
ネイティブが会話で頻繁に使う、非常にナチュラルな口語表現が詰まった一文です。
- 主語の省略: 冒頭の
(I) Don't know about youは、カジュアルな会話で主語のIが省略された形です。「他の人はどうか知らないけど、自分はね」と自分の意見を切り出すときの定番フレーズです。 - 仮定法
could: ここでのcouldは過去形ではなく、「(やろうと思えば)〜できちゃうよ」という控えめな仮定・ニュアンスを表しています。 for daysの誇張表現: 直訳は「何日間も」ですが、会話では「何日もかかるほどいくらでも、ずーっと」と誇張して気持ちを伝える際によく使われます。
英文:If you don’t understand, come back in a few years.(動画内 2:47)
日本語訳: もし理解できなくても、数年後にまた戻ってくれば大丈夫です。
解説:
条件節と命令文を組み合わせた構文と、時間の前置詞 in の正しい使い方が学べる一文です。
- 条件節+命令文:
If...(もし〜なら)の条件節に続いて、主節がcome back...という動詞の原形から始まる命令文になっています。「〜してください」「〜すればいいよ」とアドバイスを与える際の基本パターンです。 - 前置詞
inの時間のニュアンス: 英語のin + 時間は「〜以内」ではなく、「(今から)〜が経過した後に」という意味になります。したがってin a few yearsは「2〜3年経過したあとに(成長してから)」という意味合いになります。
英文:Heat it up, it will boil at 100 degrees!(動画内 3:03)
日本語訳: 熱すれば、100度で沸騰します!
解説:
「命令文+結果」の文脈と、数値・単位を表す前置詞の使い方がポイントです。
- 接続詞が省略された命令文: 本来は
Heat it up, and it will boil...(熱しなさい、そうすれば〜)という[命令文, and S + will V]の形ですが、リズムやテンポを重視する歌や会話ではandが省略されることがよくあります。 - 句動詞
heat up: 「(温度を)温める、加熱する」という意味のセット表現です。目的語が代名詞(it)の場合は、heat it upのように語順が間に挟まります。 - 前置詞
at: 温度や速度など、「特定の数値のポイント」を指す時は前置詞atを使用します(例:at 100 degrees=100度で)。
応用トレーニング
今回登場した表現の中から、日常やビジネスでも特に使い回しやすい重要表現 in action(実際に動いているところで / 実践で)をピックアップし、動画以外のシチュエーションでの活用パターンを解説します。
動画では「パーセントという概念が実際に使われている例(75%や100%)を見せる」という文脈でしたが、この表現は異なる場面でもそのまま応用できます。
- 使い方の型: 主に動詞(see, watch, show など)や名詞の直後に配置し、
see A in action(Aが実際に活動・稼働しているところを見る)やshow A in action(Aが実際に動いている姿を見せる)という形でよく使われます。
パターン①:【ビジネス】新商品やシステムのデモをお客さんに見せる場面
例文:
Let me show you our new software in action.
- 訳: 私たちの新しいソフトウェアが実際に動いているところをお見せしましょう。
- ポイント: 説明書や仕様書だけでなく、「実際の画面や稼働している状態」をプレゼンや商談でお見せしたい時のビジネス定番フレーズです。
パターン②:【スポーツ・趣味】好きな選手の試合を生で観戦する場面
例文:
I went to the stadium to see my favorite basketball player in action.
- 訳: 大好きなバスケットボール選手が実際にプレーしている姿を見るために、スタジアムへ行きました。
- ポイント: 画面越しではなく、試合や現場で「リアルに活躍しているプレイ」を生で見るときにぴったりな表現です。
パターン③:【日常会話】手際の良いプロの仕事ぶりを褒める場面
例文:
It is always amazing to see a professional chef in action.
- 訳: プロのシェフが実際に料理しているところを見るのは、いつだって素晴らしいものです。
- ポイント: 職人技や手際の良さを間近で見て、「さすがプロの実践だ!」と感嘆や尊敬の気持ちを伝える際によく使われます。
まとめ:今日出てきた重要表現リスト
今回の『The 100 Days of School Song!』で学んだ表現です。動画の音に合わせて口に出して復習してみましょう!
- hit the teens:13〜19の数(10代の数字)に入る、到達する
- say ‘when’:(量や作業が十分になったら)いいところで「ストップ」と言う
- in action:実際に動いている(活用・応用されている)状態で
- have no fears:恐れることはない、心配無用だ
- squared:〜の2乗(自乗)
- in plain sight:丸見えの場所で、一目瞭然で
- prime number:素数(1とその数自身でしか割り切れない2以上の自然数)
💡 この動画の活用アドバイス
アップテンポなリズムとライミング(韻)が特徴の教育ソングなので、動画の音声に合わせて字幕を同時に声に出すオーバーラッピングが効果的です。特に後半のスピードが増す算数・理科用語のパートは、歌のリズムを意識しながら繰り返し口を動かすことで発音の滑らかさが鍛えられます。



コメント