今回は世界的大人気キッズYouTubeチャンネル『Like Nastya』の日常・知育系動画(「一人で寝る練習」がテーマ)の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検4級〜3級 / TOEIC 350点程度(中学初級レベルの基礎的な語彙と単純な構文が中心)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検3級〜準2級 / TOEIC 450点程度(発話スピードはゆったりとしていて聴き取りやすいですが、子ども特有の省略や不完全な文法表現が含まれるため、文脈を捉える力が必要です)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:sweetheart(動画内 00:03)
- 意味・ニュアンス
-
「愛しい人」「お気に入りの子」「あなた」など、親しい人(特に子どもやパートナー)に対して愛情を込めて呼びかける表現です。
sweet(愛しい・優しい)と heart(心・人)が組み合わさった言葉で、「心の底から愛おしい存在」を意味します。学校英語では honey や darling が有名ですが、sweetheart は親が子どもに対して使う最も定番で温かみのある呼びかけの一つです。見知らぬ高齢の方が親切に子どもや若者に語りかける際にもよく使われます。
一言フレーズ(活用例):
Good night, sweetheart. Sweet dreams!
おやすみ、愛しい我が子。良い夢を見てね!
表現②:scared of ~(動画内 00:59)
- 意味・ニュアンス
-
「〜を怖がっている」「〜が怖い」という意味で、恐怖を感じている状態を表します。
学校英語では afraid of ~ を習うことが多いですが、日常会話では scared of ~ の方がより口語的で、直感的な「ゾッとする恐怖」「こわい!」という感情がリアルに伝わります。自分自身の恐怖症(高所恐怖症や暗闇恐怖症など)を伝える際にも I'm scared of high places. のように非常によく使われます。
一言フレーズ(活用例):
I’m actually scared of the dark, so I leave the light on.
実は暗闇が怖いので、電気をつけたままにしています。
表現③:What if ~?(動画内 01:51)
- 意味・ニュアンス
-
「もし〜だったらどうする?」「〜したらどうしよう?」と、不安や懸念を伝える、あるいは提案をする際に使われる表現です。
動画では “What if the monster will come…?” と不安を口にしていますが、標準的な英文法では if 節の中で未来の出来事を表す際は現在形を用いるため、基本は What if the monster comes...? と表現します。動画内の will の使用は幼い子ども特有の不完全な文法表現と考えられますので、学習としては現在形を使う基本形を押さえておきましょう。「最悪のシナリオ」を心配して相手の意見を求めるときに非常に便利なフレーズです。
一言フレーズ(活用例):
What if it rains tomorrow during the event?
明日のイベント中に雨が降ったらどうしよう?
表現④:guard(動画内 02:53)
- 意味・ニュアンス
-
「〜を見守る」「〜を警護する」「〜を守る」という意味の動詞です。
「守る」という意味の英語には protect もありますが、guard は「見張りをしながら、危険が入ってこないように警戒して守る」というニュアンスが強く含まれます。動画のように「自分を監視・防御してくれる」というような、見張り番としての役割を表現するのに最適な単語です。
一言フレーズ(活用例):
My dog always sits by the door to guard the house.
うちの犬は家を守るためにいつもドアのそばに座っています。
表現⑤:in one’s right place(動画内 03:45)
- 意味・ニュアンス
-
「しかるべき場所に」「定位置に」という意味で、物が収まるべき正しい場所にあることを表します。
単に「正しい場所(correct location)」というよりも、整理整頓の文脈で「それぞれの物の決められた場所(定位置)」を指すのが大きなポイントです。put ~ in one's right place(動画内のセリフでは目的語(配置する対象)の toys に合わせて in their right place となっています)で「〜を元の場所(定位置)に戻す・片付ける」という意味になり、片付けを促す場面の定番フレーズです。
一言フレーズ(活用例):
Please make sure all tools are back in their right place.
工具はすべて定位置に戻したか確認してください。
表現⑥:I knew it.(動画内 04:31)
- 意味・ニュアンス
-
「やっぱりね!」「そうだと思った!」という意味で、自分の予想や勘が当たった時に使います。
I know it.(知ってるよ)との時制の違いに注目です。過去形の knew にすることで、「(言う前から)すでに知っていた・確信していた」というニュアンスになり、「ほら見ろ!やっぱりね!」という納得感やドヤ感を表現できます。会話のリアクションとしてネイティブが頻繁に使用します。
一言フレーズ(活用例):
Ah, I knew it! You were hiding behind the door!
ああ、やっぱりね!ドアの後ろに隠れてたでしょう!
表現⑦:exist(動画内 04:42)
- 意味・ニュアンス
-
「存在する」「実在する」という意味の動詞です。
英検やTOEICなどの資格試験でも頻出の単語ですが、会話では「お化けや怪物は実在しない」と現実と空想を明確に区別する場面でよく使われます。単に There is no monster. と言うよりも、Monsters don't exist. と言うことで「そもそもこの世に存在すらしない概念である」という客観的事実・科学的視点を強く主張できます。
一言フレーズ(活用例):
Do you believe that dragons really exist?
ドラゴンが本当に実在すると思いますか?
表現⑧:sweet dreams(動画内 04:47)
- 意味・ニュアンス
-
「良い夢をみてね」「おやすみなさい」という意味の、就寝時の挨拶表現です。
単体で Sweet dreams! と言うこともあれば、動画のように Sleep well and sweet dreams. と重ねて使われることも多いです。Good night が形式的な「おやすみ」であるのに対し、Sweet dreams は「安らかな心地よい眠りにつけますように」という相手への思いやりや愛情がこもった柔らかいニュアンスを持ちます。
一言フレーズ(活用例):
Sleep well and sweet dreams, see you tomorrow!
ゆっくり休んで良い夢を見てね、また明日!
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:Nastya, this is your bed. You have to sleep here.(動画内 00:34)
日本語訳: ナースチャ、ここがあなたのベッドだよ。ここで寝なきゃいけないんだよ。
解説:
親が子どもにしつけやルールを伝える際の、最も基本的かつ実践的な表現です。
have to + 動詞の原形(〜しなければならない): 義務や必要性を表します。同じ「〜しなければならない」を意味するmustが話し手の強い主観や命令を表すのに対し、have toは「(一人で寝るという)決まり・ルールなんだよ」という客観的なニュアンスを含みます。- [S + V + M] のイメージ:
You [S]+have to(助動詞的表現)+ sleep [V]+here [M: 場所]の構成です(※初級者向けの概念的な整理としてhave to sleep全体を動作のかたまりとして捉えてもわかりやすいです)。語順通りに素直に意味が理解できるため、初心者の方にもおすすめの構文です。
英文:Daddy, someone is in my closet!(動画内 03:14)
日本語訳: パパ、クローゼットの中に誰かいるよ!
解説:
暗闇の中で気配を感じた時の、臨場感あふれる日常表現です。
someone(誰か・ある人): 姿が見えない不特定の人物を指す代名詞です。- 構文のポイント:
There is someone in my closet.(クローゼットに誰かがいます)という構文でも同じ意味になりますが、someoneを文頭(主語)に持ってくることで、「誰か(不気味な存在)がいる!」という感情の高ぶりや驚きをより強調する響きになります。 in + 場所: クローゼットのように「囲まれた空間の中」を指すため、前置詞はinが使われています。
英文:They will guard you all night.(動画内 03:50)
日本語訳: この子たちが一晩中あなたを守ってくれるよ。
解説:
子どもを安心させるために親が優しく語りかけているシーンです。
- 助動詞
will: ここでのwillは「〜してくれるだろう」という予測や頼もしい未来の意志を表しています。 all + 時間を表す名詞:all nightで「一晩中(途切れることなくずっと)」という意味の副詞句になります。
応用例:all day(一日中)、all year(一年中)- 文節ごとに分解すると
[They] [will guard] [you] [all night]となり、「誰が・どうする・誰を・どれくらいの期間」という英語の基本ルールが綺麗に凝縮された文です。
英文:It’s just our fantasy.(動画内 04:42)
日本語訳: (怪物は)単なる私たちの空想(架空の存在)に過ぎないよ。
解説:
動画の締めくくりで、怪物なんていないということを伝える重要なセリフです。
fantasyのニュアンス: 日本語の「ファンタジー(幻想・童話の世界)」という言葉のイメージだけでなく、英語のfantasyは「(現実に存在しない)空想、幻想、架空の産物」を意味します。justの役割: 「〜に過ぎない」「ただの〜」と限定するニュアンスを加える副詞です。It's just ~とすることで、「現実に起きている恐ろしいことではなく、単なる頭の中の空想に過ぎないんだよ」と相手を安心させたり、過度な心配をなだめたりする際に大活躍する定番パターンです。
応用トレーニング
今回登場した表現の中から、日常やビジネスでも特に使い回しやすい重要表現 scared of ~(〜が怖い/〜を恐れている)をピックアップし、動画以外のシチュエーションでの活用パターンを解説します。
動画では「暗闇が怖くて一人で寝られない子供がパパに気持ちを伝える」という文脈でしたが、この表現は異なる場面でもそのまま応用できます。
- 使い方の型:
be動詞 + scared of + [名詞 / -ing(動名詞)]の形で使います。scaredは形容詞なので前にam / is / areなどのbe動詞を置きます。ofの後ろには「恐怖の対象(もの・人)」または「〜すること(動名詞)」を配置します。
パターン①:【日常会話】苦手なものや乗り物への恐怖を伝える場面
- 例文:
I'm scared of flying, so I usually take the train. - 訳: 私は飛行機に乗るのが怖いので、たいてい電車を使います。
- ポイント: 乗り物や虫、高所など、自分が苦手なものや恐怖を感じる対象をシンプルかつリアルに相手へ伝える時の定番フレーズです。
パターン②:【ビジネス】新しい課題や失敗への不安を素直に明かす場面
- 例文:
To be honest, I'm a little scared of making mistakes on this new job. - 訳: 正直に言うと、この新しい仕事で失敗するのが少し怖いです。
- ポイント:
a little(少し)を挟むことで、仕事でのプレッシャーや不安な気持ちを重くなりすぎずに同僚へ打ち明けることができます。
パターン③:【感情表現・自己啓発】挑戦や変化に対する恐れを和らげる場面
- 例文:
Don't be scared of trying new things, even if it is difficult. - 訳: たとえ難しくても、新しいことに挑戦することを恐れないでください。
- ポイント:
Don't be scared of ~(〜することを恐れないで)という形で、相手の緊張をほぐしたり背中を押して応援したりする場面に役立ちます。
まとめ:今日出てきた重要表現リスト
今回の『Nastya learns to sleep alone』で学んだ表現です。動画の音に合わせて口に出して復習してみましょう!
- sweetheart:愛しい人、お気に入りの子(子どもへの愛情込めた呼びかけ)
- scared of ~:〜を怖がっている、〜が怖い
- What if ~?:もし〜だったらどうする?、〜したらどうしよう?
- guard:〜を見守る、〜を警戒して守る
- in one’s right place:しかるべき場所に、定位置に
- I knew it.:やっぱりね!、そうだと思った!
- exist:存在する、実在する
- sweet dreams:良い夢をみてね、おやすみなさい
💡 この動画の活用アドバイス
発話スピードがゆったりとしたキッズ動画のため、感情をしっかり込めて音声を追いかける「オーバーラッピング」に最適です。親子間での役になりきってセリフを掛け合うように声に出すことで、日常の喜怒哀楽を乗せた自然な英語表現が身につきます。



コメント