今回は子ども向け英語アニメ『CoComelon』とサンリオキャラクターがコラボレーションした、世界的な定番童謡『Old MacDonald Had a Farm』(日本語タイトル:『ゆかいな牧場』)の動画から、リアルな英語表現を学びます!
- テキスト上の難易度: 英検5級 / TOEIC 150点程度(中学1年の初期に習う極めてシンプルな名詞と、同じフレーズの繰り返しを中心とした文構造で構成されています)
- レベル目安(リスニング体感難易度): 英検4級 / TOEIC 250点程度(音楽のリズムに合わせてテンポよく歌われるため、文字で読むよりもスピード感があります。しかし、同じ表現が何度もリフレインされるため、英語特有の音の繋がり(リンキング)やリズム感を掴むための初級リスニング・発話トレーニングに最適です)
重要単語・フレーズ解説
動画に出てくる重要な語彙や、知っておくと表現の幅が広がるスラング・難単語をピックアップして解説します。
表現①:moo(動画内 00:29)
- 意味・ニュアンス
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モーモー(牛の鳴き声)。
日本語の「モー」と非常によく似ていますが、英語では「ムー /muː/」に近い発音になります。英語の動物の鳴き声(オノマトペ)の多くは、名詞だけでなく「動詞」としてもそのまま使えるのが大きな特徴です。例えば “The cow is mooing.” と言えば「牛がモーと鳴いている」という意味になります。
一言フレーズ(活用例):
We could hear the cows mooing in the distance.
遠くで牛がモーモーと鳴いているのが聞こえました。
表現②:baa(動画内 00:52)
- 意味・ニュアンス
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メーメー(羊やヤギの鳴き声)。
日本語では「メー」と表現しますが、英語では「バァ /bæ/」のように発音されます。発音する際は、日本語の「ア」と「エ」の中間の音を意識するのがポイントです。文字で書くときは “baa” や “bah” と表記され、こちらも動詞として活用することができます。
一言フレーズ(活用例):
The little lamb started to baa when it lost sight of its mother.
母親を見失ったとき、小さな子羊がメーメーと鳴き始めました。
表現③:oink(動画内 01:15)
- 意味・ニュアンス
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ブーブー(豚の鳴き声)。
日本語の「ブーブー」とは全く異なる響きを持つため、初見では豚の鳴き声だと気づきにくい表現です。カタカナでは「オインク /ɔɪŋk/」のように発音します。学校の教科書ではなかなか登場しませんが、海外の絵本やアニメでは必ずと言っていいほど頻出する定番のオノマトペです。
一言フレーズ(活用例):
The pigs oinked happily when the farmer brought their food.
農家の人がエサを持ってくると、豚たちは嬉しそうにブーブーと鳴きました。
表現④:bloop(動画内 02:04)
- 意味・ニュアンス
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プクプク、ポチャン(水中で泡が出る音や、水滴が落ちる音)。
魚が口をパクパクさせて出す泡の音や、水中に何かが落ちたときの鈍い音を表す擬音語です。一般的な辞書にはあまり大きく載っていませんが、ネイティブの間ではアニメの効果音や、日常のコミカルなニュアンスを伝える表現として非常に親しまれています。
一言フレーズ(活用例):
The goldfish blew a little bloop of air to the surface.
金魚は水面にプクッと小さな空気の泡を出しました。
ピックアップ英文・構文解説
動画の重要シーンから、知っておくと役立つ英文やネイティブ特有のセリフを厳選し、詳しく解説します。
英文:And on this farm he had a cow, E-I-E-I-O!(動画内 00:24)
そして、この牧場で彼は牛を飼っていました、イーアイ・イーアイ・オー!
解説:
学校英語や日常会話でも非常に応用文脈の広い、基礎的な文構造が含まれています。
- 場所を表す修飾語の配置:
on this farm(この牧場で)という場所を示すフレーズが、主語heの前に置かれています。英語では、聞き手にまず場面の背景(どこでの話か)をはっきりと提示したいときに、このように場所の表現を文頭に持ってくることがあります。 - 動詞 have のニュアンス: ここでの
had(haveの過去形)は「持っている」ではなく、動物を「飼っている」という意味で使われています。ペットや家畜を「飼う」と言うとき、学校ではkeepを習うことが多いですが、ネイティブの日常会話ではhaveの方が圧倒的によく使われます。
英文:Here a moo, there a moo, everywhere a moo moo!(動画内 00:32)
ここでモーモー、あそこでモーモー、いたるところでモーモー!
解説:
童謡やリズミカルな日常の口語表現で見られる、非常にスッキリとした省略の形です。
- 主語と動詞の省略: 本来であれば
Here is a moo, there is a moo...(ここに鳴き声がある、あそこに鳴き声がある)や、You can hear a moo here...(ここで鳴き声が聞こえる)となるような文章ですが、歌のテンポの良さを出すために動詞などが省略され、場所の単語と擬音語だけで構成されています。 - 対比の表現:
Here(ここ)とThere(あそこ)をセットで並べることで、「あちこちから音が聞こえてきて賑やかだ」という状況を視覚的・感覚的にわかりやすく伝える表現になっています。
英文:What? Elephants don’t live on a farm.(動画内 01:50)
え?ゾウは牧場には住んでいないよ。
解説:
歌の途中でコミカルなツッコミが入る日常会話らしいシーンです。試験対策としても落とせない重要な前置詞のポイントがあります。
- 牧場を表す前置詞 “on”: 「牧場で(に)住む」と言うとき、日本語の感覚だと
in a farmとしたくなりますが、英語ではon a farmと前置詞onを使うのが一般的です。onは「〜の表面に接して」という意味を持つため、フェンスなどで囲まれた広大な土地の「上」に展開している農場や牧場に対しては on が選ばれます。 - 事実を伝える現在形:
don't liveと現在形が使われているのは、「ゾウは通常、牧場には生息していない」という普遍的な事実や常識を述べているためです。
英文:And on this farm he had some fish, E-I-E-I-O!(動画内 01:59)
そして、この牧場で彼は何匹かの魚を飼っていました、イーアイ・イーアイ・オー!
解説:
中学英語から各種資格試験まで、文法問題で非常によく狙われる名詞の規則が含まれた一文です。
- 単複同形の名詞 “fish”:
some(いくつかの、何匹かの)がついているため、ここでのfishは複数名詞として扱われていますが、後ろにsやesはついていません。fishは単数形と複数形がまったく同じ形になる「単複同形」の代表的な名詞です。
まとめ
今回の動画は、世界的な定番童謡『Old MacDonald Had a Farm』をベースにした、明るく親しみやすいアニメーションです。一見すると極めてシンプルな幼児向けの楽曲ですが、学校英語ではなかなか習わないリアルな動物の鳴き声(オノマトペ)、さらには前置詞「on」の使い分けや単複同形などの重要な文法要素が豊富に詰まっています。



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